スリムなのに下腹ポッコリ・・・多くの女性が悩む内臓下垂の日常ケア

硬い体はケガの元?年を取っても柔軟さを保つストレッチテクニック1

タイトなスカートでは特に目立つポッコリ下腹

決して食べすぎてる訳でもないのに、下腹だけがポッコリ出てる・・・
タイトスカートを履くと下腹が強調される・・・

そんなお悩みを抱えている女性はきっと多いと思います。

会社の制服をはじめ、タイトスカートは比較的ベーシックなアイテムであるにも関わらず、体のラインがくっきりと出てしまうため、着こなし以上にスタイルが気になってしまうのも当然かもしれません。特におへその下あたりの下腹は、

ウェストが細身であるがゆえに特に強調されてしまう

ので、比較的スリムな方でもお腹が出ているようなシルエットになってしまいがちです。

ポッコリ下腹は何も女性だけの悩みではありませんが、男性のポッコリ下腹は概ね内臓脂肪の増加が原因であるのに対して、女性の場合は皮下脂肪の増加のほか、便秘や筋力の低下、骨盤の歪みなども関係してくる場合があるため、

運動や食事制限だけでは解消されにくい

という傾向にあります。

もちろんその原因が、便秘なのか?筋力の低下による内蔵の下がりなのか?、人それぞれで状態は様々ですので、ポッコリ下腹を解消させるには、まず自分の体がどのような状況であるかを把握するのが先決。それによって取るべきケア方法も変わってくるのは言うまでもありません。

今回の記事では、この不快な「ポッコリ下腹」にスポットを当て、下腹が出てしまう原因から、その改善策・日々のケア方法などをご紹介していきます。

下腹が出てるからといって、

むやみに食事を制限したり腹筋をしたりしても非効率

また、その行為が逆に体によって悪影響を及ぼす場合もありますので、しっかりと知識を身につけて、まずは自身の体がどのような状態なのかを把握するようにしましょう。

肥満や便秘だけじゃない!ポッコリ下腹の原因あれこれ

冒頭でもご紹介したとおり、下腹がポッコリと出てしまうのは特に女性に多い傾向がありますが、その主な原因については

・肥満・内臓脂肪の増加
・慢性的な便秘
・骨盤の歪み
・筋力低下による内臓下垂

などが挙げられます。
内臓下垂とは、その名のとおり内臓の位置が下がってしまっている状態で

加齢によってお腹まわりの筋肉が衰える

ことで、内臓を支える力が弱まり腸が下がってしまっている状態です。また、皮下脂肪や内臓脂肪の増加は便秘との関連性も高く、便秘によって腸の機能が低下することで栄養を十分に吸収できず、摂取した栄養がそのまま脂肪になって体内に残ってしまうのです。

もちろん個人差こそありますが、過去記事「ぽっこり腹は食事制限だけでは解消できない?!」でもご紹介したとおり、男性は内臓脂肪が増えやすく、逆に女性は皮下脂肪が増えやすい傾向にありますので、

皮下脂肪は内臓脂肪にくらべて落としにくい傾向

も相まって、しつこいポッコリ下腹を招いてしまう女性が多いのです。

また、骨盤の歪みにおいては、普段からの姿勢の悪さや、足を組んだりあぐらをかく機会が多いなどその要因は様々ですが、特に

出産を経験している女性

においては、産前に開いた骨盤が何らかの原因で戻りきらなかったりすることで、内臓下垂の原因となります。特に40代以降は、

骨盤底筋群と言われる骨盤を覆っている筋肉が衰える

ことで骨盤が開きやすくなり、ポッコリ下腹になりやすい傾向にありますので、日ごろからお腹まわりの筋力低下や骨盤の歪みを意識して、ケアすることを心掛ける必要があります。

▼関連記事
女性の多くが悩む便秘!食生活の改善で解消できる?

内臓下垂や便秘を招く筋力低下の日常ケア

硬い体はケガの元?年を取っても柔軟さを保つストレッチテクニック2

ポッコリ下腹の主な要因は上述のとおりですが、食事の量や栄養バランスはある程度自身でコントロールができたとしても、骨盤の歪みや内臓下垂を招く筋力低下の部分においては、どのようにケアすれば良いのでしょうか?

骨盤まわりの筋肉に限りませんが、加齢に伴う筋力の低下は誰しも訪れるもので、年齢を重ねるごとに相対的な運動量も減少してきますので、何より適度な運動を継続することが基本となります。

肥満や便秘などによるポッコリ下腹対策については

・食事の量や栄養バランスの見直し
・有酸素運動で内臓脂肪や皮下脂肪を減らす
・腹筋トレーニングなどで腸のぜん動を促す

といったケアが基本となりますが、骨盤の歪みや内臓下垂における日常ケアにおいては、上記に加え骨盤まわりといった身体の深いところに位置する深層筋、つまり

インナーマッスルのトレーニング

が重要となります。

硬い体はケガの元?年を取っても柔軟さを保つストレッチテクニック3

インナーマッスルのトレーニングは、また別の機会で取り上げますが、まず日常生活での体のクセを見直しつつ、上図のようなプランクやサイドブリッジなどの体幹を鍛えるトレーニングのほか、

・立った状態でペットボトルを内ももに挟み潰すように力を入れる
・体育座りの状態から両腕で膝を持ち上げお尻を使って歩く

といったような普段からできる手軽に行えるトレーニングなどもあります。

もちろん、筋トレと同様に1~2週間といった短期間で結果が出るものではありませんので、中長期的な取り組みによって徐々に結果を出せるよう心掛けることが重要。しつこいポッコリ下腹は、こうした体幹トレーニングや規則正しい食生活を続けることが何より大切なのです。

▼関連記事
慢性的な便秘の3つのタイプとその改善策

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