PMS(月経前症候群)対策で注目のセルフケア

PMSってなに?意外と知られていない月経前症候群

女性なら誰しも経験している生理前の体調の変化。
特に大きな変化はないという人もいれば、動くのがおっくうになるほど体調が悪くなる人もおり、個人差に開きこそありますが、大半の女性が何らかの症状にみまわれます。

しかも、実際にどのような症状がでるかも人それぞれで、

その症状はなんと200種類以上!

肌荒れなどの体の変化から、イライラなどの精神的な変化まで様々で、人それぞれ出る症状が異なるのが特徴。こうした生理前の体調変化を

PMS(プレ・メンストラル・シンドローム=月経前症候群)

と言います。

上記でも述べたように、PMSの症状は人それぞれで効果的な対処法も個人差があり、PMSの原因やメカニズムもハッキリとは分かっていないのが現実。多少体調が悪くても重症化するほどでもないため、女性自身も

PMSに対する自覚はあれど詳しくは知らない

という方が多いのが実情かもしれません。

また、男性においては言うまでもなくPMSに対する理解に乏しい傾向があるため、女性の体調変化に対して単に「生理のせい」にしてしまいがちですが、実際に多くの女性がこのPMSの症状に悩んでいるのです。

今回はこのPMS(月経前症候群)に焦点を当て、

PMSの症状やそれに対するセルフケアをご紹介

もちろん人それぞれ症状が異なるため、当てはまらないものもあるかもしれませんが、自分自身がどのようなケアが効果的なのかを知るうえで、PMSの基本や基礎を知ることはとても大切です。

毎月の憂鬱な体調不良を緩和すべく、自身で簡単にできるセルフケアを見つけるようにしましょう!

PMS特有の症状や状態を知って理解を深めよう

PMSは広義に、生理前3~10日前後続く精神的ないしは身体的症状を指し、以下のような状態になることが多い傾向にあります。

≪肉体的な変化≫
・ニキビや吹き出物が出やすくなる
・常に眠かったり、だるかったりする
・頭痛や腹痛が続く
・疲れやすい
・身体が冷える

≪精神的な変化≫
・常にイライラした状態
・憂鬱な気分になる
・集中力の低下
・疲れていても眠れない
・緊張状態が続く

PMSは生理前特有の症状なので、生理開始後には症状が和らぐのが特徴。症状が出ている期間が短く、日常生活に支障を来たすほどの症状に見舞われるケースもすくないため、多くの女性で我慢しているのが実情です。

上述のとおり、このPMSについてはハッキリとした原因は分かっていませんが、

生理前のホルモンバランスの変化

に起因するものと考えられており、女性ホルモン(エストロゲン)の低下のほか、仕事の忙しさや時間に追われるストレス、お酒・タバコなど様々な要因が影響していると考えられています。

特にPMSの症状で多いのがイライラ

「生理前で機嫌が悪い」などと言われるように、ストレスなど精神的な影響が大きいのもPMSの特徴ではありますので、周りの人もメンタル面での変化に対する理解が必要で、かつ自身でも

ストレスを軽減してリラックスする

ということが最大のセルフケアである、ということを念頭にリラックスできる環境を整えたり、心地良いと思えるセルフケアを模索する必要があります。

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食事や運動など自宅で簡単にできるセルフケア

PMSの症状はもちろん、その症状の重さについてもまちまちなので、症状が重いようであれば専門医の診断が必要となりますが、ここでは自宅でできるPMSセルフケアをご紹介します。

上記のとおり、PMSケアとして重要なのは

ストレスを軽減すること

食事制限によるダイエットなどは、知らず知らずにストレスになっていますので、PMSの症状が出ている期間は、満足感のある低カロリーの食事を心がけ、不要なストレスを回避することが重要です。

過去記事「▼女性に嬉しい!大豆イソフラボンの様々な魅力と働き」でもご紹介しているように、豆腐などの大豆製品は女性ホルモンの働きを助けるほか、神経の興奮を抑えてイライラを抑制する働きをもつマグネシウムやカルシウムを積極的に取るのがオススメです。

≪PMS対策にオススメなセルフケアレシピ例≫
・大豆イソフラボンを多く摂れる納豆オムレツ
・豆腐と油揚げ入りの味噌汁
・マグネシウムたっぷり鶏とアーモンドの味噌炒め
・桜えびとヒジキたっぷり豆腐サラダ

また、食事面で生理前に不足する栄養素を補うと同時に、身体のストレスを軽減するうえで重要なのが適度な運動です。

ウォーキングや軽めのジョギング、ゆったりとした動きのヨガなどは代表的なPMSセルフケア運動となりますが、逆に

・長距離のジョギング
・筋トレやストレッチ
・体幹トレーニング

などのキツめの運動は、かえってストレスになりやすいので避けた方が無難。

周りの景色を楽しめるくらいのゆったりとした運動なら、日常生活でのストレスを忘れさせくれますし、カフェで読書を楽しんだり、好きなものを存分に食べたりと、

ストレスを忘れさせてくれる時間の過ごし方

を見つけることがPMSのセルフケアになることを覚えておきましょう!

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