夫の存在を考えるだけでイライラ・妻のメンタル状態と身体への影響

新しい生活様式が招く新たな健康リスクを考慮しよう

新しい生活様式が招く新たな健康リスクを考慮しよう

昨今のコロナ禍においては、外出頻度が低下したことによって

・定期的に運動をするようになった
・健康に意識するようになった
・規則正しい食生活になった

という方も増えつつあり、これまで余裕のなかった「規則正しい生活リズム」という部分においても、多少なりとも見直すきっかけになった面は、プラスに捉えられる部分かもしれません。

一方、在宅勤務などで家にいる機会や時間が増えてくると、これまでとは違った違和感を覚えるようになり、特に妻側としては

・夫に3食の食事を用意するのが面倒
・家事負担が増えた
・今まで以上に自分の時間が制限された

など、これまで意識することのなかった問題も出てくる傾向にあるようです。

食事の用意や家事負担などは夫だけに限らず、お子様のいるご家庭においては子供も含めてのことですし、掃除・洗濯といった家事においても、家の中に誰かいる状態で行うのと、誰もいない状態で行うのとでは、やはり精神的な負担は異なるもの。

在宅勤務中だからと言っても、やはり家にいるのであれば「毎日の食事や洗濯などの家事を手伝って欲しい」といった感情が芽生えて当然で、

こうした不満がストレスとして蓄積される

ことで、夫や子供のちょっとした行動ひとつでイライラするようになってきたり、肌荒れや便秘、夜眠れなくなったり、血圧が上がったりと、ストレスを背景とした様々な体調不良を引き起こす原因になったりする場合もあります。

今回の記事では、そんな新しい生活様式が招く、

ストレスなどの新たな健康リスク

との向き合い方、そしてそれを解消するための対処法などに焦点を当て、この足許でのコロナ禍においても、健康的に過ごすための心構えをご紹介していきます。

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在宅勤務による逃げ場のないストレスと自律神経の乱れ

在宅勤務による逃げ場のないストレスと自律神経の乱れ

ご家庭における家族構成や勤務形態などは様々ですが、在宅勤務などの新しい生活様式が増加傾向にあるなか、今後ますます外出をしない傾向が強まることは言うまでもありません。

家族と過ごす時間が増えることで、家族の絆が深まるという見方もできますが、一方で

普段の生活リズムが乱される

という点で過度にストレスを感じてしまう方も多いのが実情。
例えば、夫が在宅勤務で部屋にこもっていて、何ら家事の負担を増やしてなかったとしても、「普段いない人がずっといる」ということがストレス要因になってしまったりと、

環境変化による心理的負担

という部分も忘れてはなりません。

特に妻においては、毎朝家族みんなを送り出し、掃除や洗濯などを片付けてから、ようやく一人の時間が取れるというルーティンがあります。もちろん、ご家庭や働き方などによって様々ですが、

・一人で過ごせるリラックスタイムが失われる
・さらにはこの先もずっとこの状態が続く

などと考えただけで、憂鬱になってしまうのは容易に想像できますし、この先も逃げ場のない状況に嫌気を差してしまう可能性もあるでしょう。

こうした心理状態が徐々にストレスを蓄積させ、ちょっとしたことでもイライラしてしまったり、家事のやる気が失われてしまったり、挙句の果てには離婚を考えるようになってしまったりと、

なにかとネガティブ志向になってしまう

こともあるのです。
こうした状況にまでなると、精神的ストレスなどによる自律神経の乱れが起こりやすくなり、倦怠感や動悸、頭痛などの典型的な症状のほか、メンタル面では、

・常にイライラしている
・焦燥感に駆られている
・感情の起伏が激しい

といった自身では気付きにくい症状も出てくるようになってしまいます。
更年期の症状に似た部分もありますが、症状が悪化する前に、まずはこのストレス要因を軽減することが先決となります。

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メンタルの不安定さはホルモンバランスの乱れを加速

メンタルの不安定さはホルモンバランスの乱れを加速

こうしたメンタル的な要因においては、先天的な体質の部分もあったり、元々心理的な影響に弱い体質、日常のストレスが原因の場合など、様々なタイプがあります。ただ、今回のように「在宅勤務などの新しい生活様式になる前は何事もなかった」ということであれば、

この環境の変化がメンタル不調の原因

となり、特に女性においてはストレスによってホルモンバランスが大きく乱れ、上記で挙げた症状以外にも、生理不順や肩凝りなど、人によって様々な症状が現れますので、よほど症状が悪化するようなら、

元の生活様式に戻してもらう

ということも必要になるかもしれません。

過去記事「▼ストレスは万病の元?!毎日続けるお手軽簡単ストレッチ」でもご紹介しておりますが、ストレスを解消するための適度な運動やストレッチ、日々の入浴なども効果的ではありますが、

新しい生活様式という根本的な環境が変わらない

と、本当の意味での解消には繋がりにくいかもしれません。

もちろん、新たな生活に早めに慣れるための柔軟さも必要ですし、ご家族全員の理解も必要になりますので、こうした症状を自覚した際には、早めにご家族に相談することも大切。特に夫が家にいることがストレスになっているような場合、

夫に相談すること自体がストレスになってしまう

かもしれませんので、一概に相談することが解決策にならない場合もありますが、度重なるストレスによってイライラの頻度が増えていると自覚しているなら、既に黄色信号が点っている状況と言えますので、今の環境を変えるためにも早めに話し合いを持った方が良いでしょう。

早めに新たな生活様式を背景とした家庭不和、そして家庭不和が招く健康リスク

今後、新たな健康面での課題として台頭するかもしれません。

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