痩せたいけどアルコールはやめられない!お酒別カロリーと飲み方のポイント

毎日のご褒美が悲劇の元?!お酒で太るは事実?

日々せわしなく時間に追われる現代人。
仕事をしている社会人はもちろん、家事や育児に追われる主婦の方々、置かれている立場や環境は違えど、多くの人が「時間に追われて心に余裕がない」と感じ、そして多くのストレスを抱えている傾向にあります。

もちろん、ストレスの感じ方や捉え方には個人差がありますが、こうした余裕のない心理状態がストレスの蓄積に直結し、そのストレスを上手に解消できなくなることで自律神経が乱れてしまったり、良質な睡眠が取りにくくなったりと、心身共に健康リスクが高まってしまうことは言うまでもありません。

でもストレスってどうやって発散・解消するの?

これがストレスと向き合うことの難しさであり、個人個人でその方法は千差万別である以上、なかなか「これだ!」という解決策を見出すことができないのが実情です。ストレス解消の方法については、好きな趣味に没頭したり、旅行や外食したり、はたまた運動したりとその方法は人それぞれですが、

もっとも手軽なストレス解消法が食事と飲酒

もちろん暴飲暴食は論外ですが、仕事などで嫌なことがあったり、せわしない時間を忘れたい時などは、ちょっとお酒の力を借りたくなることは決して珍しいことではありません。また、日々のストレスをため込まないためにも、毎日晩酌をして身体の疲れをリセットするという方も多いことでしょう。

これによってストレスが多少なりとも解消できるのであれば、積極的に飲酒習慣を取り入れたいところかもしれませんが、ストレスの解消と引き換えに犠牲となりやすいのが

摂取カロリー超過による体重増

特に中高年の男性などに多いぽっこり腹(ビール腹)をはじめ、男女問わず中性脂肪が増えてくるのがこの年代の定めでもあります。もちろん、飲酒習慣のありなしに関係なく、30代後半ともなると筋肉量が減少し、代謝能力が衰えることで太りやすくなる傾向にありますが、できればストレス発散という観点で

飲酒は継続しつつも太らないようにしたい

というのが本音。

そこで今回は、そんな方にぜひ知っててもらいたい

種類別でみるお酒の摂取カロリーの違いと太りにくい飲み方

についてご紹介いたします。

特に真夏などの暑い季節の生ビールなどは最高のストレス解消になるかもしれませんが、「美味しいものほど高カロリー」はセオリーでもありますので、しっかりと日々のストレスを発散しつつ、カロリー管理ができるお酒の飲み方の知識を身につけておくようにしましょう!

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そもそも何でお酒は太りやすい?~鍵は肝臓の働き

そもそも何でお酒は太りやすい?

焼酎は水
ビールは麦茶・・・

酒飲みの間ではこのように言われたりすることもあるようですが、水分補給という観点ではジュースを飲んでもビールを飲んでも、あまり違いはないと感じる人もいるかもしれません。日常的に口にする一般的な清涼飲料カフェなどでもカロリーのあるものは多くありますので、飲料とお酒の大きな違いを挙げれば、

アルコール度のあり・なし

という点に尽きます。
アルコール自体にも多少のカロリーがありますが、お酒の飲む量はそれほど多くないのに、どうしてお酒が太りやすいの?という疑問については、釈然としない方も多いのではないでしょうか?厳密に言うと、

アルコール自体1gあたり約7kaclのカロリー

がありますので、当然アルコールの度数が高いお酒ほど高カロリーということになり、ビール1缶(355ml)に含まれるアルコールは約14gです。カロリーという観点だけなら、スタバの各種フラペチーノの方がよっぽど高カロリーではありますが、これに加え、ビールや日本酒、ワインには糖質が多く含まれているため、感覚的には

ビール1杯でおにぎり1個分の糖質

を摂取していると考えると良いかもしれません。
おにぎりなら1食で2~3個くらいでお腹いっぱいになりますが、お酒ともなるとビール1杯で済ませることは少なく、そのあとにワインを飲んだり、日本酒を飲んだりとトータルで

相当な量のアルコールと糖質を摂取している

ということを意識しなければなりません。
また、体内に摂取されたアルコールは肝臓で分解されますが、その代謝の過程において肝臓内で

トリグリセリドと言われる中性脂肪の合成が進み

急激な中性脂肪の増加を招きます。
その他にも、ビールなどの糖質摂取によって血糖値が上昇し、インスリンが急激に分泌されることによって、

摂取した糖が脂肪に変わりやすくなる

という特徴がありますので、お酒の太りやすさ・太りにくさはカロリーの問題だけではなく、お酒自体に含まれる成分や飲み方などにも留意しなければならない!ということを覚えておく必要があります。

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晩酌は止めれない!太りにくいお酒の種類と飲み方ポイント

太りにくいお酒の種類と飲み方ポイント

これまでご案内したように、お酒の種類によってカロリーの違いはあれど、アルコールの代謝を担う肝臓の働きによって、アルコールの過度の摂取によって中性脂肪が増えやすくなってしまうということを学びました。

つまり、晩酌でビール一杯くらいの適量なら問題ないけど、

それ以外に摂取する食べ物や食べる順番などを意識する

ということが重要となります。
普段の食事においても、血糖値が急激に上がらないよう、まずは野菜などから食べるのが良いということは過去記事「▼血糖値の上昇を抑える食事の摂り方で太りにくい体質を目指す」でもご紹介しているとおりで、夕方の仕事終わりの空腹状態で

「まずは一杯」的に生ビールを飲み干す

というパターンは、とても太りやすい飲み方だということを覚えておきましょう。

なお、皆さんがよく口にする主なお酒のカロリーについては

・ビール(中ジョッキ・350ml):約200kcal
・チューハイ(1缶・350ml):約180kcal
・赤・白ワイン(1杯・120ml):約82kcal
・日本酒(1合・180ml):約187kcal
・ウィスキー(1杯・60ml):約160kcal)
※飲み方やフレーバーなどの種類によって違いあり

また含まれる糖質については

・ビール(中ジョッキ・350ml):16.0g
・チューハイ(1缶・350ml):10.0g
・赤・白ワイン(1杯・120ml):1.5g
・日本酒(1合・180ml):6.5g
・ウィスキー(1杯・60ml):0g
※飲み方やフレーバーなどの種類によって違いあり

といった感じです。

総じてみると、ビールやチューハイはカロリーも糖質も高め、ウイスキーや焼酎は糖質はゼロ近くでもカロリーは高めといった傾向が見受けられます。昨今では、糖質を抑えたビールなども多く販売されていますが、お店で飲む生ビールなどは、糖質もカロリーも高めなので、一緒に取る食事は

できる限り炭水化物を抑えた食事

を取ることで糖質過多になってしまうことを避けられます。
チューハイなどは、焼酎自体に糖質はないものの、甘いジュースなどで割ったサワーなどは当然カロリーも糖質もありますので、

カロリーのない水割りや緑茶割りなどで飲むのが理想

最近では、ウイスキーを炭酸で割ったハイボールなども良く飲まれるお酒で、糖質自体はゼロに近いのですが、コーラで割っていたり、カロリーの高い炭酸ジュースで割ってたりすると、ウイスキー自体の高いカロリーと組み合わさって、かなり高カロリーな飲み物になってしまう点は注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?
多くのお酒にはカロリーも糖質も含まれており、晩酌習慣のある人は相対的に太りやすい傾向にあるのは紛れもない事実です。ただし、飲むお酒の種類や食べる食事の組み合わせによって、

中性脂肪を増やさないよう自身で工夫することはできる

ので、飲むお酒の種類、飲み方、飲む順番や量、一緒に取る食事の質なども考慮し、飲酒時はできるかぎり糖質を抑えた食事内容にすることで、健康的な晩酌ライフを続けることができるでしょう!

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