冷やす?温める?症状と状況に合わせたアイケアグッズの選び方

冷やす?温める?症状と状況に合わせたアイケアグッズの選び方

眼球が疲れる訳じゃない!?疲れ目の正しい知識を身に付けよう!

運動後の筋肉のアイシング
肩こりや腰痛に蒸しタオル・・・

疲労感軽減などを目的に、普段から何気なく行っているこれらの療法ですが、実際に「どういう時に冷やして、どういう時は温める」という点がイマイチ分かっていないのが正直なところ。

もちろん、打ち身などで患部が熱を持って腫れているような状況では、言うまでもなく冷やす必要があることは理解できますが、市販の湿布にも冷湿布・温湿布がありますし、単に筋肉疲労と言ってもアイシングスプレーなどで冷やす場合もあれば、温泉などに入って筋肉を温める場合も・・・

その時々の症状や状態に応じて適切な処置を行わないと、

かえって症状が悪化してしまう可能性があります

ので、しっかりとその辺の知識は身に付けておきたいところかもしれません。
ただ、原則的には

・筋肉疲労や炎症など熱の発散は冷やす
・凝り固まった筋肉のほぐしや緊張緩和は温める

となりますので、激しい運動直後などにアイシングをするのも理にかなっていますし、凝り固まった肩こりなどに対してゆったりと温泉に浸かって温めるのも適した療法(温罨法[おんあんぽう])と言えます。

これらのように、筋肉疲労や緊張に対して冷やした方が良いのか、温めた方が良いのかは、ある程度症状に応じて対処法が決まっており、皆さんもだいたいのイメージはお持ちなのではないかと思いますが、では

目の疲れについては冷やす?温める?どっち?

という点については、意外と皆さん迷ってしまうのではないかと思います。
街のドラッグストアには、冷やすタイプの点眼薬や温めるタイプのアイマスクなど、様々なアイケア商品が販売されておりますが、実のところ

冷やしても温めても気持ちいい

というのが本音で、長時間のパソコン作業などでショボショボ・シバシバした目をサッパリ回復させるには、どちらも効果的であることから、こうした迷いが生じやすくなっているのが実情です。

そこで今回の記事では、

目の疲れって冷やしたほうがいい?温めたほうがいい?

をテーマに、症状と状況に合わせた正しいアイケアの方法をご紹介。また、その症状に合わせたアイケアグッズの選び方などをピックアップしていいきます。

もちろん、目が疲れたと感じる時は休息を取ることが一番ではありますが、休ませたくても休めない・・・そんな現代社会だからこそ、上手にアイケアグッズを活用して、目を労わることの大切さを再認識するようにしましょう!

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冷やせばいい?温めた方がいい?症状に応じたアイケアの方法

冷やせばいい?温めた方がいい?症状に応じたアイケアの方法

冒頭では、激しい運動後の筋肉の炎症を抑えるためには冷やす、筋肉の緊張やコリなどに対しては、温めることで血流を促したり、代謝を改善させたりするということをお伝えしました。

目の疲れにおいても、基本的には目を酷使することで、

目の周りの筋肉が疲労して機能が低下

している状態、もしくはパソコンなどで近くを見続けることによってピント調整を行う「毛様体筋」などが緊張状態となり、筋肉疲労を起こしている状態と言えます。つまり、日常的な目の疲れにおいては、基本的に

目の周辺を温めて筋肉の緊張状態をほぐす

ことで、血流が改善されて一時的でも目の疲労感を和らげることに繋がります。
また、パソコンやスマホなどを見続ける現代において、ドライアイは生活習慣病といっても過言ではありませんが、そのドライアイにおいては目元を温めることで、

まぶたの裏の「マイボーム腺」が油分を分泌しドライアイを防ぐ

という効果もありますので、長時間のモニター作業などにおいては基本的に温めるのが効果的です。

では、一方の冷やした方が良い場合とはどのような状態でしょうか?

目を冷やす方法としては、クール系の点眼薬や冷たいおしぼりなどを目に当てたりと、特に暑い夏場などは「気持ちいい」「サッパリする」という点で、目元を冷やすことが多いかと思いますが、目を冷やした方が良い場合は、基本的には

何かしらの原因で目が充血している状態

であり、かゆみや炎症などが原因で目の血管が膨らんで目の表面に浮き出ている状態。もちろん疲れ目も主な充血原因ではありますが、その他にも

・花粉やアレルギーなどによる充血
・コンタクトレンズの長時間利用による充血
・ドライアイによる充血

といったことで目が充血することもありますので、

冷やすか温めるかの判断材料として目の充血の有無

という点をチェックすると良いかもしれません。

目の筋肉疲労であっても、充血であっても、基本的には定期的な目の休息が重要ですが、特に目の充血においては結膜炎などの目の病気である可能性もあるため、症状が治まらないようであれば、早めに専門医の診察を受けるようにしましょう。

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疲れ目も基本は筋肉疲労~疲労回復効果を高める栄養素も摂取しよう!

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これまでご紹介してきたとおり、目の疲れにおいては

症状に応じて温めるのが良いのか冷やした方が良いのかを判断

する必要があり、当然それに応じたケアの方法も異なってきます。

アイケアグッズと聞くと、点眼薬やアイマスクなどをイメージすることが多いかと思いますが、

・適度に休息を取ること
・適切なメガネで矯正すること
・目に効果的な栄養素を摂ること

といったこともまたアイケアの一環と言えますので、その点も含めてトータル的に目を労わるアイケアを検討してく必要があるのです。

まず、疲れ目において整理すると

・基本的に休息や睡眠をとれば自然に回復する
・目の筋肉疲労とドライアイの2タイプ
・ドライアイは主に目の充血の有無で判断する

多くの場合で、ホットタオルやホットアイマスクなどで目のまわりを温めてあげると筋肉の緊張がほぐれ、ショボショボするといった症状は一時的に改善させることができる場合があります。お仕事で長時間パソコン見続ける人ほど、目が疲れやすかったり、乾きやすかったりする傾向にありますので

・モニターの明るさ・輝度を極力下げる
・エアコンの風が直接目に当たらないようにする
・長時間同じ姿勢で作業を行わないよう心掛ける

といったことを実践するだけでも目への負担は軽減されます。

そして次にご紹介するのが、目の疲労軽減に効果的な栄養素の摂取です。
過去記事「▼目に良いとされる成分・アントシアニンとルテインの違いは?」でも取り上げておりますが、目に良いとされる健康成分「アントシアニン」や「ルテイン」を日常的に摂ること。

目の網膜の中心部に多く存在する成分「ゼアキサンチン」や、その周辺に多く存在する「ルテイン」、紫外線のダメージから目を守る「アスタキサンチン」など、これら成分の働きは、

目の疲労や老化による機能低下を抑制

して、目を疲れにくくしてくれます。
これらルテインなどの色素系成分以外にも、

・ビタミンB1による筋肉疲労の改善効果
・視力低下や目の充血を防ぐビタミンB2
・毛様体筋の柔軟性を保つビタミンA

といったビタミン類も、目の健康維持に欠かせない成分ではありますので、これら成分を多く含んだ緑黄色野菜や大豆、青魚類などを普段の食事に盛り込むよう意識すると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか?
アイケアに限らず、ヘルスケアの多くはその部分だけ対策すれば良いものではなく、食生活の改善からストレス解消まで、トータル的かつ継続的に行うことで初めて効果が見えてきます。

目の健康維持も環境面から食事面まで、今一度見直してみると良いでしょう。

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