美容にいい!?秘められたバラの魅力とは
古くは紀元前にまで遡ると言われるバラの歴史。遥か昔からバラは見た目の美しさと優雅な香りで人々を癒してきました。今も昔と変わらず人を惹きつけずにはいられない魅力に満ちているバラの魅力をご紹介します。
バラの香りにはリラックス効果がある
バラには、甘く華やかな香りのダマスク系(主にヨーロッパ種)と、紅茶のような優雅な香りのティー系(アジア種)の2系統があります。
特にティーローズの香りは、「鎮静効果」や「安眠効果」「美肌効果」などがあるとされ、香りを嗅いだ後の脳波測定では、鎮静効果が高いと言われているラベンダーの精油より効果が高いといった結果が出たそうです。
バラの成分が女性を美しくする
一般的にバラの成分である「ゲラニオール」や「ネロール」が美容にいいと言われています。
「ゲラニオール」はバラの香りを発生、持続させる効果があり、体内に吸収されると一定時間後に汗腺などから汗と一緒に放出されるので、口臭や体臭などを抑える効果もあるとされています。
また、抗菌作用、保湿作用、日焼けなどのほてりを抑えてくれる消炎作用や、女性ホルモンの働きを助ける効果があると言われています。
もう一つの「ネロール」はバラの香りの力で自律神経に作用してリラックス効果を促し、緊張感を緩めることでホルモンバランスを調整してくれるので、美容効果も高まると考えられています。
バラの実はビタミンCが豊富
よくハーブなどで「ローズヒップ」というのがありますが、これがバラの実です。
ローズヒップはビタミンCなどの栄養素が豊富で、同量のレモンの約20倍のビタミンCが含まれています。
ビタミンCの持つ特長としてはメラミンの増加を抑える美白効果、コラーゲンの生成を助ける効果などがあり、お肌のトラブル解決に導く若返りのビタミンと呼ばれているほど。
またビタミンCは免疫力の向上も期待できるので風邪の予防などにも良いとされています。