【#2 ホッとキュンと】ローズガーデン
皆さまこんにちは!リフレの長谷川です。
いつもリフレのコラムサイト「Re:」をご覧いただき、ありがとうございます。
「ホッとキュンと」では、リフレがある埼玉県内のお花の名所や隠れた魅力などをスタッフ目線でご紹介します。
ぱっと鮮やかなお花たちが、ふとコラムを覗いたときの癒やしになれば幸いです。
第2回は埼玉県熊谷市のローズガーデンを訪ねました。
取材したのは2021年5月中旬。
エントランスから薔薇の甘い香りと景観に圧倒されっぱなしでしたが、南側に面したこの場所からの眺めには心を鷲掴みにされてしまいました。
『ル・ジャルダン・サクレ』オーナーの権田眞理子さんが配色とあわせてこだわったという、バラと木の絶妙なバランス。
どこから見てもきれいに感じるよう庭造りをされたそうです。
つるバラや小花、大輪のバラたちが、見る場所によって違った表情をみせてくれます。
レンガ造りのご自宅やアイアンの立体物がバラの魅力をさらに引き立てていました。
「色によって香りがちがうのよ」と教えてもらうと、次から次に香りをくんくん。
本当に全く違っていてびっくり!
雨あがりだったこの日は、晴れた日よりも濃縮された香りが感じられるという幸運にも恵まれました。
白や黄色はフルーティーな香り、濃いピンクはスパイシーな香りなど、色によって香りも個性があるなんて不思議ですね。
20年前に280本の薔薇からスタートしたル・ジャルダン・サクレのローズガーデン。
熊谷の気候は本来バラの生育に適してはいないそうですが、独学でここまでのお庭を作り上げたというから驚きます。
バラを育てる上で一番の苦労である病気にも、環境に寄り添った最低限の薬で育てられるよう試行錯誤しながら、今では12800本のバラに増えたそう。
小屋の中には秋に開催するリース教室の材料などがディスプレイされていました。
春と秋では、咲く薔薇の種類やグリーンの色味が異なり、どちらも違った良さがあるそうです。
毎年5月中旬と10月中旬のバラのシーズンにはオープンガーデンが開催されています。
これだけのローズガーデンを手掛けるのにかける体力、気力は相当なもの。
それでも来てくれる方に感動してもらえるのが一番の励みになるとおっしゃるオーナーのお話に感銘を受けました。
●ル・ジャルダン・サクレ
住所:埼玉県熊谷市押切2409-1 ※駐車場あり(20台程度)
営業時間:(春)10:00~17:30/(秋)10:00~16:00
※詳しい開催時期などはホームページをご確認ください
電話番号:090-3201-6308