アンチエイジングを意識するなら欠かせない栄養素ランキング

アンチエイジング

アンチエイジングとは、言い換えれば抗老化。
長生きが当たり前になってきた世の中で、ただ長生きするだけでなく、いつまでも若々しくあることに注目が集まっています。

もちろん、加齢による老化を完全に防ぐことは困難ですが、その老化速度を緩やかにすることがアンチエイジングであり、適切な運動や生活習慣、そしてバランスの取れた食生活などにより、コントロールしようというのが目的です。また、食事では補いきれない栄養素をサプリメントで摂取していくこともまた、手軽に行えるアンチエイジング対策として注目されています。

ただ、老化現象と言っても人それぞれで衰えてくる箇所もその速度も様々です。詳しい老化のメカニズムは未解明ではありますが、食生活やストレスなどの環境要因によるものが大きいとされています。よって、アンチエイジングではこれらの老化を引き起こす様々な要素を抑えることがとても重要であり、まずはその要素を抑えるための3つの重要なポイントからご紹介していきたいと思います。

アンチエイジングに意識したい3つポイント

アンチエイジング対策において特に重要視される項目として、

・酸化を防ぐ
・糖化を防ぐ
・ホルモンバランスを整える

が挙げられます。

1つめの「酸化を防ぐ」とは、体内に取り込まれた酸素の一部が活性酸素となって、不安定な形で体内に留まってしまうことを防ぐことです。「酸化=錆び」というイメージがありますが、年齢と共にこの活性酸素を処理する抗酸化の働きが低下していきます。日常生活でのストレスや喫煙・飲酒などで活性酸素が増加することにより、老化を早めることはもちろん、がんや動脈硬化などの原因にもなると指摘されています。

2つめの「糖化を防ぐ」についてですが、そもそも糖化とは食事などで摂取された余分な糖がタンパク質や脂肪と結びついて細胞を劣化させる生体反応で、最終的には「AGEs」と呼ばれる異常なたんぱく質成分が生成されます。このAGEsを体内に蓄積することにより、肌のたるみやシワなどの老化を進めるほか、動脈硬化など様々な病気の原因になるとされています。糖化を防ぐには、ジョギングなどの有酸素運動が最も効果的とされています。

3つ目の「ホルモンバランスを整える」については、ある程度想像できる人も多いかと思いますが、特に女性においてはホルモンバランスの崩れにより、肌荒れなどを引き起こしやすく、冷え性や肩こりなど様々な不調を招きます。ホルモンバランスが崩れる要因も様々ですが、ストレスの解消、栄養バランスの良い食事、良質な睡眠、これらを心掛けることで、ホルモンバランスを整えることが重要です。

アンチエイジングに役立つ栄養素ランキング

アンチエイジング

上述のとおり、アンチエイジング対策には抗酸化・糖化の防止・ホルモンバランスの調整が重要であることをご紹介いたしましたが、その3つのポイントをサポートしてくれる栄養素とそれらを摂取するための食材をご紹介します。ただし、あくまで食事は栄養バランスが重要となりますので、偏りのないよう上手に食事に摂り込むことを忘れないようにしましょう!

●第1位:アミノ酸
人間の体はたんぱく質で出来ていますが、アミノ酸はそのたんぱく質を構成している成分。そのアミノ酸のなかでも、人間の体内で生成できないものは必須アミノ酸と言われています。この必須アミノ酸が不足しますと、人間は健康な体を維持できません。必須アミノ酸が潤沢にあることが、すべての健康、アンチエイジングの基本と言えます。

・必須アミノ酸(9種類)
イソロイシン・ロイシン・バリン・ヒスチジン・リシン・メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・スレオニンの9種。豚肉や牛乳、大豆などは必須アミノ酸を多く含む食材として知られています。食事やサプリメントを活用して効果的に摂取すると良いでしょう。

・非必須アミノ酸
アスパラギン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・システイン,シスチン・グルタミン・グルタミン酸・グリシン・プロリン・セリン・チロシンの11種。車エビやクロマグロ、豚ロースなどが含有量の多い食材として知られています。

・遊離アミノ酸
たんぱく質を構成していないものの、体内の代謝を促進し、ホルモンや神経に働きかけるなど様々な効果を持つアミノ酸。テアニン・オルニチン・シトルリン・タウリンの4種。

●第2位:抗酸化効果のあるビタミン
抗酸化効果の高いビタミンとして知られているのがビタミンA・C・D・Eで、この4つのビタミンは、アンチエイジングのみならず、健康な体を維持するために必要なビタミン群です。食品としても数多くの野菜や果物に含まれており、市販のサプリメントも種類豊富に販売されていますので、摂取しやすい栄養素の一つと言えます。豊富なビタミンと良質なタンパク質を摂取することで、肌の健康と美容にも役立つとして広く知られています。

●第3位:フィトケミカル
抗酸化力が強く、活静酸素の除去を行う物質もあるなど、基本のアンチエイジングを満たした上で、攻めのアンチエイジングが期待できる。アントシアニン、ポリフェノール、ルチンなど。酸化してしまった細胞から活性酸素をとりのぞく機能を持っているため積極的な若返りを目指したい場合にも有効です。基本は植物が過酷な環境や自然のストレスから自分を守るために作り出した物質になりますので、果物なら皮の部分の色や、動物なら負荷のかかる部分に多く含まれている場合が多いです。

●第4位:α-リノレン酸
えごま油やなたね油などに含まれるα-リノレン酸は脂肪酸の一種で、人間の身体には必要な必須脂肪酸です。α-リノレン酸は体の中に入ると肝臓でEPA、DHAに変換され、記憶力の向上や抗血栓作用など様々な効果が期待されております。DHAやEPAの成分効果については他所でも様々紹介されておりますので割愛しますが、α-リノレン酸は、脳の老化を抑え、血管の弾力性を高めるなどアンチエイジングには欠かせない栄養素のひとつです。

いかがでしたでしょうか?
アンチエイジングの基本は健康な身体です。
その健康な身体があってこそ、食事によるアンチエイジング対策も効果を発揮します。もちろん、ストレスや不摂生はアンチエイジングの大敵ですので、食生活の乱れや慢性的な運動不足などはせっかくのアンチエイジング対策が台無しになってしまいます。

人生80年と言われるこの時代。
アンチエイジングを効果的に行い、実りの多い人生を送りたいものですね。

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