つり革を掴まる手に注目?!手の甲に現れる肌年齢とその対策
年齢が出やすい手のケアは軽視されがち?
皆さんのまわりの友人・知人のなかでも「歳のわりに若くてキレイ」という方は決して珍しくないと思います。見た目のキレイさは外見だけの判断かもしれませんが、実際にそうした方の多くは美意識が高く、日ごろから何らかの努力をしている方が多いのではないでしょうか?ただ、そんな美意識が高い方でも忘れがちなのが
手肌のケア
見た目がキレイな方でも、手を見たら血管が浮き出てキメも荒く、老けて見えたら残念な感じですよね。特に電車やバスのつり革に掴まると、手の甲がとても目立ちますので、その時点である程度の年齢を悟られてしまうのです。
実際に40代女性の多くは老けて見える手を意識しており、手の乾燥やひび割れなどはハンドクリームで対応できたとしても、
手肌の老化に対してはどのようにケアすべき?
なのか悩んでいる方も多いと思います。
今回のテーマは、手の甲に現れる肌年齢とその対策にフォーカスし、年齢を感じさせないみずみずしい手肌をキープするポイントをご紹介します。スキンケアと聞くと顔ばかりに集中しがちですが、手肌においても重要ですので、さっそく今日から始めてみましょう!
年齢を感じさせる手肌とその原因
主に女性において、老化や衰えを感じさせる身体の部位として、顔、髪、そして手が挙げられます。ただ、日常的に人と接する際には、最初に見られる部分が顔や髪の毛であるため、手肌のケアはどうしても後回しになりがちです。
毎日の炊事や洗濯など、普段の生活のなかでの肌へのダメージを考えると、
顔以上に手の方が酷使されます
ので、顔以上にケアが必要なのは手肌であるべきかもしれませんが、実際のところハンドクリーム程度で済まされてしまっているのが実情。手のエイジングケアまで行っている方は少ない傾向にあり、手だけを見るとどうしても年齢以上に老けて見えてしまう方が多いようです。
でも、どうして手肌は老けて見えるのでしょうか?
もちろん、日常的に手が酷使されているのも要因ですが、それとは別に手肌は顔の皮膚にくらべて相対的に薄いため、保湿機能や代謝能力が低く、また手足が冷たくなるなどの血行の問題もあるため、顔以上に乾燥しやすく、そしてシワにもなりやすい傾向にあるのです。
そしてもう一つの要因が紫外線です。
UVケアにおいては顔や腕などに集中しがちで、常に素肌が露出する手の甲までしっかりとケアしている方が意外と少ない傾向にあります。
手を洗ったり食事をしたりで、手肌までケアクリームをベタベタ塗りたくない・・・と思うかもしれませんが、顔は下地やファンデーションである程度守られる反面、手は何もケアされてないなか、常に紫外線にさらされていることを良く考えてみましょう。
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手タレのような美しい手肌をキープする方法は?
上記のように、手肌は常に過酷な状況にさらされ、酷使されることで顔以上に老化が出やすい傾向にありますが、では若々しい手肌を維持するためにはどのようなケアが良いのでしょうか?
ひとつは乾燥対策です。
毎日の家事等で手肌は常に乾燥しやすい状況にありますので、ハンドクリームなどの保湿クリームで日常的に乾燥対策を行うことが重要。水仕事が終わったらすぐにハンドクリームで保湿をし、肌の水分蒸発を防ぐよう心がけましょう。
また、就寝時や定期的に市販の保湿手袋などを活用して集中ケアをするのも◎。また、紫外線対策においては、UVカット成分が含まれたハンドクリームを使えば、保湿とUV対策が同時にできるので効率的です。
また、血行が悪く指先や手足が冷えるという方は、手や手首のストレッチのほか、手を握ったり広げたりと、
手のひらを動かして血行を良くすることも重要。
ハンドクリームを塗る際には手をマッサージすると思いますが、それと同時に手の運動を取り入れれば、手が温まると同時に乾燥を防ぐことができます。
手のモデルさんでも特別なケアをしている訳ではありません。
日常の心がけと細めなケアで、手タレ顔負けの手肌をキープしましょう!