美髪をキープする栄養バランスと毎日のヘアケア
髪がダメージを受ける原因を知ろう!
ロングでもショートでも、美しく艶やかな髪は人を惹きつけるオーラがあります。
美髪は女性らしさを象徴する代表的な身体の一部と言っても過言ではありませんので、たとえ年齢を重ねたとしても、いつまでも綺麗さやみずみずしさをキープしたいのが本音。でも、髪を傷めるようなことを特段していなかったとしても、年齢と共に
なんだか髪にコシがなくなった・・・
髪の毛がまとまらなくなった・・・
毛が細くなったり、量が少なくなった・・・
というようなお悩みが多いのも事実です。
ある程度若い頃なら、ヘアカラーやパーマなど髪の毛に負担が掛かるようなことをしても、髪へのダメージはさほど気にしなかったかもしれませんが、肌にも年齢肌という言葉があるように、髪の毛にも加齢に伴う髪質の変化は当然あり、縮毛や切れ毛、薄毛になったりとその状態は様々です。
上記のように、髪への負担・ダメージを与える主な原因としては
・パーマやカラーリング
・ドライヤーやコテ
・タオルと髪の摩擦
・紫外線
などが挙げられ、これら原因によって髪表面を覆っているキューティクルがめくれたり、剥がれることで髪の毛の水分が抜けやすい状態になっていること。つまり髪の毛が乾いてパサパサになりやすくなってしまっています。つまりこの
髪表面のキューティクルをいかに健康な状態に保つか?
が、美髪をキープする鍵といっても過言ではありません。
今回の記事では、パーマやカラーリングなどの外的要因におけるヘアケアのほか、髪を健康に保つための食生活や生活習慣などの内的要因、そしてそのケア方法についてご紹介していきます。
美髪をキープするために必要な栄養素は?
髪の毛のケアというと、トリートメントやコンディショナーで髪表面をしっかり保湿するといった方法を思い浮かべると思います。その他、定期的な頭皮マッサージや頭皮そのものを清潔に保つといったことも大切です。こうした日常的なヘアケアは、健康な髪の毛を保つために重要であることは言うまでもありません。
一方、内部的な要素としては挙げられるのが
頭皮年齢の老化です。
肌年齢と同様、加齢と共に頭皮の機能も低下してくることは意外と知られていません。加齢によって、頭皮の皮脂量が減少して乾燥しやすくなったり、フケが出やすくなったり、ちゃんと洗髪しているにかゆみが出たりと、実際に個人差こそありますがその症状は様々です。
こうした頭皮の機能低下もダメージヘアの原因となるのです!
艶やかな健康な髪の毛を作るためには、
・頭皮にしっかりと栄養を届ける。
・頭皮を柔らかくして血流をよくする。
・髪を作る毛乳頭細胞と毛母細胞を活性化させる。
この毛乳頭細胞と毛母細胞は、毛髪を作り出したり、ヘアサイクルを正常に保つ働きをする細胞で、日常の食事や栄養バランス、睡眠といった生活習慣に影響されやすい特徴があります。
つまり、これら細胞の働きを活発化させるには、
・バランスの取れた食事
・規則正しい生活習慣
・ストレスを溜め込まない
といった内面的な要素も非常に重要なのです。
特に髪の毛を構成するたんぱく質、血行や代謝を促すビタミンB2やビタミンB6、毛髪の主成分であるケラチンを合成する亜鉛といった栄養素については、健康な髪の毛を維持するのに欠かせない成分ですので、普段の食事から積極的に採ることを心掛けるようにしましょう。
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サラツヤヘアを維持する40代からのヘアケア
上記でご紹介したように、加齢と共に髪の毛も衰えてくるのは致し方ありませんが、外部的なヘアケアと内部的な食事・生活習慣を心掛ければ、健康的でサラサラな髪をキープすることが可能です。
特に40代以降は代謝能力も徐々に衰えてくるうえ、日々の家事や仕事に追われてストレスを溜め込みやすい時期でもありますので、そうした状況や体調がすぐに髪の毛の健康状態に現れやすい傾向にあります。過度のストレスによって、血行が悪くなったり、自律神経やホルモンバランスが乱れると、髪のパサつきや切れ毛、抜け毛などの原因となります。
健康な髪をキープするための無理なく続けられるヘアケアとして
・入浴によるストレス対策
・入浴時の頭皮マッサージ
・トリートメントなどの集中ケア
・抹茶やごまなどの亜鉛の摂取
・豚肉などのビタミンB2の摂取
・血流を阻害する喫煙・飲酒を避ける
などなど
意外と普段の生活のなかで無理せず続けられるようなことが、健康な髪をキープする要因だったりするのです。ストレス発散のための入浴については、過去記事美容の大敵ストレスを効率的に解消する入浴グッズを紹介していますので、参考にしてみてください。
特に男性においては、
薄毛や抜け毛という点でも同じこと
が言えますので、髪の毛の状態のみならず、頭皮環境も整えることを念頭に、必要な栄養バランスとストレスを溜め込まない生活を心掛けると良いでしょう。