令和2年の夏は、マスク熱中症に注意です!
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
先週、九州から東北地方までが梅雨入りし、傘が手放せない日が続くようになりました。
梅雨時期は体調を崩しがちですが、皆様はお元気ですか。
ようやく新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言が、全面解除になりました。
それでも引き続きマスク着用や3密(密集・密接・密閉)を避けるといった「新しい生活様式」を続けながらの生活となります。
混雑した蒸し暑い通勤電車でのマスク着用は、想像するだけでゲンナリしそうです。
マスクを着用すると心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇して、身体に負担がかかることがあります。
まさに熱中症予備軍です。
熱中症を防ぐためには、こまめな水分の補給が大切とわかっていても、満員電車ではマスクを外して飲み物を口にする気になれません。
だからといって乗車前にあらかじめ多めに水分を摂ってしまうと、今度はトイレが気になります。
今年の夏は途中下車覚悟で早めに家を出ることを心がけ、少しでも体調が気になるときは無理せずに自宅で静養しようと考えています。
さらに熱中症を防ぐためには、疲労回復のための栄養を摂ることが大切です。
そこで、これまでの自粛疲れや梅雨時期の身体のダルさが気になる方に、ありきたりの家庭料理ですが、ピーマンの肉詰めを紹介しましょう。
梅雨空で育った旬のピーマンは、皮が軟らかくニオイが弱めで食べやすくなっています。
その栄養は抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンC、緑黄色野菜に含まれるビタミンKや葉酸が豊富です。
特有の苦み成分クエルシトリンはポリフェノールの仲間で、生活習慣病予防に役立ちます。
中に詰める具材の基本は、ハンバーグと同じです。
豚挽き肉だったらビタミンB1が豊富で疲労回復に、牛挽き肉では鉄や亜鉛、カルニチンなどが補給できるので貧血気味で元気のない方にお勧めです。
合い挽き肉ならば両方の栄養が摂れますし、味に深みが出ます。
さらに玉ねぎのみじん切りを加えると、豚肉のビタミンB1の吸収が高まります。
カロリーが気になる場合は、水切りした豆腐を混ぜても良いでしょう。
コツはピーマンの内側全体に片栗粉をまぶして、詰めた具材がはがれないようにすることです。
子供が苦手な野菜の代表のようなピーマンですが、大好きなハンバーグと合わせることで、好きになるかもしれませんね。
この自粛期間に料理に目覚めたファミリーにも、チーズをトッピングしたりケチャップでデコレーションして、楽しんでいただきたいです。
私も久しぶりにそろう家族のために、ニンニクを効かせたピーマンの肉詰めを作ろうと思っています。
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子
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