ステイホームで、ビタミンD不足に!
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
雨が降り続いた今年のお盆休み、私は自宅で医薬品登録販売者オンライン研修を受けました。
恒例の医薬品の変更や法律の改訂、漢方薬の知識に加え、今回は新型コロナワクチン、感染症検査キット、ステイホームの問題点などについて勉強しました。
研修の中で私が注目したのは、ビタミンDです。
ビタミンDは腸管でのカルシウムの吸収を促進して骨の形成を助ける栄養素であり、紫外線を浴びることで体内で合成できますし、食べ物からも摂取できるビタミンです。
加えてビタミンDは抗菌ペプチドのカテリジン・ディフェンシンを増やす作用や、免疫の調節の役割を担っていることがわかっています。
なので、ビタミンDが不足すると免疫力が低下します!
また「日本人の食事摂取基準2020年度版」において、ビタミンDの目安量が5.5㎍から8.5㎍へと引き上げられました。
例年の日本の夏であれば5分から10分、顔と両手で日光を浴びただけでビタミンDの目安量の半分は体内で合成できていました。
ここで問題となるのは、コロナ禍の影響です。
私たちが日々マスクをし、ステイホームで外出できなくなり、日光を浴びる時間が極端に少なくなってしまったことで、ビタミンD欠乏症になっている可能性があります。
食品ではサケ・イワシ・サンマなど背中が青い魚の皮の部分に、ビタミンDが多く含まれています。
たとえ焼き魚一切れでも1日の目安量を満たしますし、魚のカルシウム・たんぱく質がさらに骨の健康に役立ちます。
植物性食品では干しシイタケなどのキノコ類に含まれますので、お味噌汁の具材にちょっとプラスすると良いですね。
しかし魚が嫌いだったり調理が面倒だったら…そのようなときこそサプリメントの出番です!
免疫力を高めるためには、
健康の三原則
①バランスの良い食事
②充分な休息
③適度な運動
が大切です。
もしも食事のバランスが崩れていたら食生活を見直して、不足しがちなビタミン・ミネラルをサプリメントで補いましょう。
やっとのことで接種した新型コロナワクチンで、しっかりと免疫を付けるために。
(2021年度 登録販売者 資質向上研修 【集合研修 テキスト】 参照)
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子
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