梅雨ダルに、入梅イワシを食べよう!
こんにちは。
リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
いよいよ梅雨入りとなりました。
皆様の地域でも雨が降り続いていませんか。
作物にとっては恵みの雨となりますが、急激な気温変化や冷房冷え、気圧変化による自律神経の乱れなどから疲れや不調、いわゆる「梅雨ダル」を感じている人が多いようです。
今回は梅雨時期を快適に過ごすための食事ポイントを紹介しましょう。
①お酢を使う(米酢、リンゴ酢、黒酢、かんきつ類、梅干し)
お酢に入っている有機酸は、食べ物の香りをさわやかに、味をさっぱり酸っぱくして食欲を高めます。
古くから日本人の食卓で利用され、疲労回復や血液サラサラ、そして腐敗予防にも役立ちます。
②身体を温めるものを食べる(生姜、味噌汁、肉、温野菜)
生姜やネギなどの薬味や唐辛子、味噌のような発酵食品は身体を温めます。
タンパク質は代謝熱を高めるので、肉、魚、卵といったタンパク質食材を毎食欠かさず取り入れます。
生野菜はカリウムが豊富でむくみ改善には有効ですが、身体を冷やしてしまうので温野菜のほうが適しています。
食中毒を防ぐ意味でも、料理は火を通してすぐに、温かいうちにいただきましょう。
③ビタミンDを補う(マイタケ、干シイタケ、イワシ、しらす干し)
骨の健康に、最近では免疫機能を高める成分として注目されているビタミンDですが、人体の皮膚にも存在し、日光を浴びると増えます。
雨が多く日照不足が続くこの時期は、食品で補いましょう。
ここでビタミンD食材として登場したイワシは、漢字では魚へんに弱い「鰯」と書きます。
その名の通り水上げされるとすぐに死んでしまうような弱い魚ですが、栄養面ではとても優秀です。
ビタミンDのほかにビタミンB12、ナイアシン、カルシウム、マグネシウム、鉄、そしてタンパク質も豊富。
何よりイワシにはEPA・DHAといったn‐3系脂肪酸が多く、血中中性脂肪の低下など血液サラサラに役立ちますので、気圧が下がり血流が停滞しがちな「梅雨ダル」にお勧めの食材です。
イワシの缶詰もお手軽ですが、6月7月のマイワシは「入梅イワシ」と呼ばれ、脂がのって美味しくなります。
イワシが食べたい!と思いながら仕事帰りに鮮魚コーナーをのぞいて、目の澄んだ新鮮なイワシを探しているこの頃です。
岡﨑登希子