夏バテや 温度差 寝不足 うたげ跡
残暑お見舞い申し上げます。
リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
例年より長い梅雨が明けたとたんに照り付けるような猛暑が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか。食欲がなくなったり、どうもダルさが残っていたり・・・そう、夏バテを感じていませんか。
原因は高気温と冷房の温度差や台風による気圧変化で、自律神経が乱れがちなこと。2か月前の「梅雨ダル」と似ていますが、夏休みや旅行など楽しくとも疲れてしまうようなイベントが重なったり、夜の寝苦しさと相まって、疲れをずーっと引きずって体調を崩してしまうのが夏バテです。バテバテで病気を呼び寄せてしまう前に、栄養バランスを整えて夏バテを予防しましょう。
夏の疲れの原因の1つに、ビタミンB1不足があります。ビタミンB1は疲労回復に欠かせないビタミンであり、糖質からエネルギーを作り出すときに使われます。夏は素麺や冷や麦のようなさっぱりした食事が好まれますが、このような炭水化物が続くと、その代謝にビタミンB1が多く使われるために体内で不足し、疲れが残ってしまいます。ビタミンB1は豚肉・大豆製品などたんぱく質豊富な食材に多く、これらにビタミン・ミネラルを多く含む旬の野菜を組み合わせることが栄養バランスを整えるポイントです。
お勧めは、ゴーヤチャンプル-。ゴーヤには緑の野菜に多い葉酸やビタミンK、β-カロテン・ビタミンCといった抗酸化成分、食物繊維、カリウムなどが含まれ、夏野菜のキングです。特有の苦み成分モモルデシンには胃腸の調子を整え食欲増進の働きがありますが、苦みが気になるようでしたら、薄めにスライスして塩もみし浸水時間を長くすることで和らぎます。このゴーヤにビタミンB1豊富な豚肉、豆腐、そして卵を加えて油炒めにすることで、とても栄養バランスのとれた夏バテ予防料理になります。
私はトーストにゴーヤチャンプルーとチーズをたっぷりのせて焼き、ピザ風にして食べるのが好きです。
おやつには夏の風物、スイカをお勧めします。素早くエネルギーに代わる果糖と疲労回復成分クエン酸、汗で失われがちな水分やカリウム、赤い果肉にはビタミンC・β-カロテン・リコペンといった抗酸化成分、白い部分には腎臓機能を助けるシトルリンなど、夏の健康に欠かせない成分がたっぷり含まれています。
もしも「健康のためには栄養バランスが大切」とわかっていても食事だけでは補い切れないと思ったら、そんなときこそサプリメントの出番です!夏バテ予防対策には、ビタミンミネラルを総合的に配合したベースサプリメントを試してみてください。さらに乳酸菌も入っていると栄養素の吸収が高まり、冷たいものが多くて乱れがちな腸内環境を整えて、弱った身体の回復に役立ちます。
またベースサプリメントは、1日の目安量が3~6粒と多めのものが良いでしょう。それは1日の目安量を数回に分けて食後に摂ることで、水溶性で身体に留まることが難しいビタミンC・Bや汗で失われがちな鉄などのミネラルを、その都度補うことができるからです。そしてサプリメントを水や白湯で飲むことでこまめな水分補給ができ、脱水症予防になります。
岡﨑登希子