足のむくみを解消する簡単セルフケア
足のむくみは体の変調サイン？！
長時間の立ち仕事や一日中歩き回った日など、足の疲れや重みを感じるようになると同時に、足先やふくらはぎがむくんでしまうことがあります。日中履いている靴が夕方にはきつくなったり、冬場のブーツなどはチャックが上がらない・・・なんてことも珍しくありません。
また、デスクワークや飛行機のフライトなど、長時間イスに座った状態が続いても足がむくみやすくなる傾向にあり、こちらは特に足が疲れていなくても多くの方が体験したことがあるのではないでしょうか？このように、
足のむくみは必ずしも疲れや疲労感と連動している訳ではありません。
では、どうして足がむくんでしまうのでしょうか？
この記事では、足のむくみの原因とそれを解消する簡単なケア方法についてみていきましょう。足のむくみと言えど、何らかの体の変調サインではありますので、むくみを感じたときに早めに対処できる簡単エクササイズをご紹介します。
そもそも足がむくんでしまう原因は？！
上記のように、一日中歩き回って足に疲労感を感じている時や長時間イスに座った状態が続くと足がむくみやすくなりますが、足のむくみの主な原因については、足の筋肉の動きが何らかの原因で低下し、足の血流が悪くなることで血液中の水分が血管外に浸み出てしまうために起こる症状です。
例えば足の疲労感によって、ふくらはぎなどの筋肉によるポンプ機能が低下し、血液が心臓に戻りにくくなってしまうことでむくみが生じやすくなりますし、逆に長時間足を動かさないことによっても、足の血液が滞留してむくみの原因になります。また、オフィスなどでの強い冷房なども血流悪化の要因となります。
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特に下半身の静脈は、重力に逆らって心臓に向かって戻っていきますので、このポンプ機能が低下してしまうと身体全体の血流悪化につながり、体調不良を来たす恐れもあるのです。たかが「足のむくみ」と侮ることなく、むくみを感じる前に簡単エクササイズで、むくみ予防を行うようにしましょう。
むくみを解消する簡単ケアエクササイズ
上述のように、足のむくみは筋肉のポンプ機能の低下が原因であることが分かりましたが、このポンプ機能を回復させるためにはどうすれば良いのでしょうか？ここでは、外出先でも簡単にできる「むくみケア」と、むくみを解消する簡単エクササイズを幾つかご紹介します。
【水分補給を行う】
足がむくむと水分の摂取を控えた方が良いと思われる方も少なくありませんが、身体が水分不足を感じると体内に水分を蓄えようとするため、足のむくみの原因につながります。特にお酒を飲んだあとのむくみは、ミネラルウォーターなど水分を積極的に取り、体内の水分を循環させることが大切です
【かかと・つま先上げ下ろし運動】
ふくらはぎの筋肉の機能を活発化させる簡単ケアで、立った状態でも座った状態でもできるので、仕事の休憩時間などにも気軽に行えるのが特徴。足が疲れている時はもちろん、飛行機や新幹線に長時間乗った時などにも有効ですので、ぜひ試してみてください。
１、つま先立ちになってかかとの上げ下げを繰り返す。
２、次にかかとを地面につけてつま先の上げ下げを繰り返す。
３、座っている状態ならつま先の目一杯上げて、ふくらはぎを伸ばす。
このエクササイズでふくらはぎ周辺に気持ち良さを感じるはずです
これらを交互に行うことで足の先にまで血液がめぐり、全身がポカポカしてきますよ。
【デスク下でのこっそりケア】
オフィスワークの方必見のむくみ解消ケアです。デスクの下でこっそり行えるエクササイズなので、まわりの目を気にすることなくケアできます。
１、青竹踏みやゴルフボールなどを使って足裏のツボ刺激
２、イスに座った状態で両足を揃え、つま先を上に向けて膝をまっすぐ伸ばす
３、足を四の字に組み、足首からふくらはぎに向けて指圧
いかがでしたでしょうか？
足のむくみを解消する簡単セルフケアは他にも多数ありますが、むくんでしまった後のケアより、日常的に足がむくまないよう予防の意識が大切です。心臓から離れている足は老廃物や血流が滞りやすいので、むくんでしまう前にケアしてあげるよう心がけましょう。
