夕方に目立つ小じわはどうすべき?その原因と対策方法
夕方になると老けたように見えるのはなぜ?
夕方に鏡で自分の顔を見たら、「私ってこんなに老けてしまったの?!」と、驚いたことはありませんか?朝のメイクの時にはなかった小じわがあったり、顔のむくみやたるみ、血色が良くなかったりと、
まるで別人のように疲れた顔になってしまっていた…
とショックを受けたことのある方も多いのではないかと思います。
「日中は忙しくて化粧直しをする暇もなかったから仕方ないかな」とその場で化粧直しをしてみても、朝と同じようにはならず、ファンデーションを重ねたりアイカラーを多めにつけてみたりして、かえって厚化粧で老け顔になってしまったということはよく起こりがち。
以前はこんなことにならなかったのに…早くも年齢による変化がこんなに現れるのか
と悲しい気持ちになった、という経験は多くの皆さんにあるのではないでしょうか。
ですが、このような「夕方の老け顔」は、
年齢に関わらず起こるものでもあるのです。
もちろん、加齢によって小じわが増えたり、肌の色が変わったりといった変化もゼロではありません。ただし、朝のメイクはバッチリなのに、という方は、
日中に受けた肌へのダメージをすぐに解消できないまま蓄積し、小じわやたるみといった老け顔要因が顔に出てきている
可能性が高いのです。
朝のスキンケアで調子の良かった肌も、時間が経つにつれて、また日中にたくさんのダメージを受ければ夕方にはお化粧などでのカバー力も弱まってしまうのは自明の理。
・肌は日中にどんなダメージを受けているの?
・蓄積しないようにするにはどうしたらいいの?
・小じわだけでもどうにかしたい!
そんな皆さんの疑問や悩みを解決できるよう、今日は夕方の老け顔について、特に起こりやすい「小じわ」に焦点を当て、その原因と解消方法を一緒に見ていきたいと思います。
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夕方になると現れる「小じわ」の原因
小じわができる原因には、前回の記事「▼年齢だけのせいにしていませんか?気になる小じわの原因とケア方法」でもお伝えした通り、
・乾燥
・紫外線
・表情の変化
があります。一日の中で私たちの肌がどのようにこれらによるダメージを受けているのかをチェックしてみましょう。
1、乾燥と紫外線
小じわができてしまう大きな原因は、皆さんもご存知の方が多いかと思いますが、肌の乾燥です。
もちろん、夕方小じわの原因も乾燥によるものがほとんどです。
朝のスキンケア時にしっかりと保湿ケアをしていても、私たちの肌は、
・エアコンの風や外気
・紫外線
により、どんどん乾燥してしまいます。
朝に比べると夕方の肌の水分量は15%も低いとも言われており、紫外線を受けてうるおいを失った肌はハリを保てず、たるみと小じわを生んでしまいます。
特にこれから夏にかけて、冷房の効いた部屋に長時間いたり、紫外線対策が十分でないまま外出したりしてしまうことのないように気を付けたいもの。肌の乾燥が増すと小じわができやすくなり、将来の小じわまで増やす恐れもあるので要注意です。
2、表情の変化とメイクのヨレ
表情の変化によって現れる「表情じわ」。
一日を過ごす中では、笑ったときの目元や頬にできる「笑いじわ」や、悩んだ時の眉間に小じわができるのは自然なこと。ですが、一時的なものであったはずの表情じわが、メイクのヨレを引き起こし、そのまま小じわとして残ってしまったために、夕方の老け顔につながっていることも。
特に、ベースメイクが厚いと、時間が経つうちにメイクがヨレて、小じわを目立たせる原因になってしまいがち。
こうした「しわヨレ」も乾燥による化粧崩れなので、目元など乾燥しやすい箇所には夕方まで乾かないような朝のケアを大事にしていきましょう。
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鏡を見る習慣がある人は、これまでなかった少しの小じわでも気になりますよね。
年齢のせいだから仕方がない、とするのではなく、普段のケアにちょっとした工夫を加えて夕方小じわを防ぎましょう。
1、朝の保湿
普段から保湿ケアは意識しているという方も多いと思いますが、それでも夕方の小じわが気になる場合は、朝のスキンケアが足りていないのかもしれません。
特に目元や口元など皮膚が薄く乾燥しやすい箇所は、入念にケアをしておきたいところ。
朝でも、クリームや乳液などでの保湿を忘れないようにしましょう。
また、アイクリームは毎日の基本アイテムとして定着させることが大切です。メイクの上から使えるなど、“日中重視”で選ぶのもポイントとして、朝のメイク前に心地よく使えるテクスチャーのものを選ぶといいでしょう。
2、メイク
一日中、小じわ知らずの顔でいるためには、メイクの仕方にも一工夫するといいでしょう。
・目元にはコンシーラー、化粧下地でしっかり肌色をカバー。
・リキッドファンデーションにオイルをプラス。重ね塗りしない。
・ルースパウダーなど、粉類は控えめに。
そして日中は、冷房などの風が直接当たらないようにワークスペースを変えてみるなどの対策をしつつ、休憩時間などにはミストスプレーや美容液を固めた保湿スティックなどでの肌への水分補給をこまめに行いましょう。
また、化粧直しは崩れた部分を上から隠すように重ねるのではなく、一度オフして化粧し直した方が、朝と同じようにキレイに仕上がります。
3、クレンジングと保湿ケア
一日を頑張った肌には、クレンジングや洗顔で汚れを落とします。
その後、美容液やクリームなどの保湿成分をしっかり浸透させましょう。
なお、クレンジングや洗顔料は低刺激で保湿成分配合のものがおすすめ。今日はしっかりメイクだったから…というときには洗浄力の強いものを使ったりと、メイクの濃さによって使い分けるといいでしょう。
4、頭皮マッサージと表情筋トレーニング
それに加えて、頭皮マッサージや表情筋のトレーニングも小じわ予防にはオススメです。
・耳の上に手を添えて、指の腹でクルクルと頭皮を動かすように頭皮をマッサージ
・口を大きく「あ」と開いたり、「う」とすぼめたり、「い」と口角を思い切り上げたりをゆっくり繰り返す
・目を見開いたり、ぎゅっととじたり、眉を上げ下げしたりを繰り返す
このように頭皮の刺激や表情筋のトレーニングすると、必然的に小じわもできにくくなるでしょう。
血行が良くなっているので、夜寝る前にはいつも通りのスキンケアに加えて、目元と口元に美容クリームや保湿ケアをもう一度すれば、翌日の肌はまた元気になってくれるでしょう。
20代の方だって、普段からしっかりスキンケアをしている方だって、乾燥や小じわはほとんどの人が悩んでいること。小じわ対策をしているなんて…と恥ずかしがる必要はありません。
朝の素敵な笑顔を一日中キープしていられるよう、毎日のスキンケアを欠かさず行ってくださいね。