疲れを癒すチョコレートの栄養!
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡崎です。
2月13日(土)深夜の福島県沖を震源としたマグニチュード7.1の地震では、10年前の東日本大震災を思い出して戦慄しました。
寒さに凍えながら片付けに追われている皆様、災害工事に関わっている皆様のご苦労を思い、ご健康をお祈り致します。
翌日の2月14日はバレンタインデーでした。
バレンタインといえば、もちろんチョコレートです。
チョコレートは熱帯地方で栽培されているカカオ豆を主原料にしたお菓子です。
最近はカカオの含有量の多い、ほろ苦いチョコレートが人気のようですね。
この苦味のもとになっている成分は、カカオポリフェノールとテオブロミンです。
カカオポリフェノールには優れた抗酸化作用があり、LDLコレステロールの酸化を防いで血流を改善したり、血管を広げて血圧を下げる働きによって機能性表示食品としても注目されています。
もうひとつの苦み成分テオブロミンは、集中力や思考力を高める働きがあります。
摂り過ぎると興奮することがあり、「チョコレートを食べ過ぎて鼻血が出た!」という場合は、このテオブロミンとわずかに含まれるカフェインが関係しているかもしれません。
また不溶性食物繊維のカカオリグナンを含み、善玉菌を増やして便通を整える働きがあります。
特に優れているのは亜鉛・カルシウム・鉄・銅・マグネシウムといった身体に必要なミネラル類のほとんどを網羅しているところです。
そのほかの栄養素としてはナイアシンなどのビタミンB群、パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸などの脂肪酸を含みます。
栄養豊富なカカオ豆に砂糖やミルクをミックスしたチョコレートは、お菓子の王様!
気分転換にぴったりのオヤツですし、賞味期限の長いものであれば非常食にもお勧めです。
今は生きるために必死で、バレンタインどころではなかった方も大勢いらっしゃると承知しています。
それでもちょっとひと休みして、ちょっとほろ苦いチョコレートを口に入れて、疲れた心と身体をちょこっとでもいたわって欲しいと思っています。
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子