ほのかな苦みは、大人の春の醍醐味!
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
先日健康相談員の仲間とフキノトウの話で盛り上がりました。
私は秋田県の出身で、県の花がフキノトウ。
秋田弁ではバンケ、あるいはバッケという風情のない呼び名です。
幼い頃に雪解けの道端のあちこちでフキノトウを摘んで遊んだことを、懐かしく思い出しました。
しかし子供時代に食べたことはありません。
それは、苦いから…
フキノトウの苦みは、アルカロイド・ケンフェロール・フキノール酸といったポリフェノールや、根に多いフキノトキシンという肝毒性のある成分など、いわゆるアクによるものです。
アクの量が多すぎると強い苦みやエグみで食べられなかったり、下痢や健康被害を起こすこともあるので、茹でて水にさらしてアク抜きをします。
栄養面では、ブロッコリーなどの花蕾(からい)野菜と同じようにビタミンE・K・カロテノイドといった脂溶性ビタミン、葉酸・カリウム・食物繊維も豊富です。
土から顔を出したばかりの若いフキノトウならば、アクが少ないのでそのまま調理できます。
お勧めは天ぷらです。
油で調理することで、さらに苦みが柔らかくなります。
作り方
①花が開いていない、小さめのフキノトウを選びます
②花の周りの葉を、ヒマワリの花のようにしっかり広げます
③小麦粉で天ぷらの衣を作り、フキノトウ全体に付けて揚げます(油170~180度)
コツは、最初に盛り上がった花部分を下にして揚げることです。
衣でくっついていた葉がフワッと花びらのように開いてきて、ちょっと嬉しくなります。
火が通ったらひっくり返して、サクッと仕上げましょう。
黄緑のフキノトウの天ぷらに岩塩を一振りしていただくと、ほのかな苦みが最高!
春だけの贅沢ですが、食べ過ぎないようにしてくださいね。
私がスタッフブログを担当してから、3年めを迎えました。
この1年は新型コロナウイルスの話題ばかりとなっていましたが、いよいよ先月から医療従事者へのワクチン接種が始まりました。
希望の春です。
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子
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