いつもと違う飛蚊症(ひぶんしょう)だったら、すぐに眼科へ
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
新型コロナ感染予防のための巣ごもり生活から1年7か月、マスク着用ではありますが、ようやく外出を楽しめるようになりました。
病気の治療やワクチン接種にご尽力くださった医療従事者の皆様に、心から感謝申し上げます。
秋が深まって最低気温が8℃以下になると、木々の葉が赤や黄色に色付きます。
皆様はもう、紅葉狩りにお出かけになりましたか。
私は、これまでとは違った気持ちで今年の紅葉をしみじみと眺めています。
それは…。
10月末の朝、起きたときに目の前に異様な黒い物体がチラつきました。
そのときは「ずいぶん大きいけど、飛蚊症だろうなぁ」と思い、気にも止めていませんでした。
飛蚊症とは、目の前に小さな虫や糸くずのようなゴミが飛んでいるように見える症状のことです。
形や大きさはさまざまで、視線を動かすと追いかけてくるような動きをする場合もあります。
これらは目の硝子体(しょうしたい)のシワの影が映った状態で、原因が加齢によるものであれば治療の必要はありません。
ところが次の日に飛蚊症はさらに大きくなり、まるで漫画からドラマ化された「デスノート」の死神リュークのようにユラユラ漂いながら、常に右上に鎮座しています。
2日後にはリュークの周り一面に、粉塵が舞っているような斑点がチカチカ見えてきました。
尋常ではない状態に不安になり、眼科で検査をすると、「右目の網膜が三日月のように破れている。
網膜の穴や裂け目を網膜裂孔(もうまくれっこう)といい、放っておくと硝子体のゲル状の液体が漏れて網膜剥離(もうまくはくり)となり、失明の恐れがある」
と診断され、もう、びっくり!
すぐにそのまま、網膜レーザー光凝固手術を受けました。
これは裂孔周囲にレーザー光を照射し、人口的にヤケドを作って凝固して網膜剥離への進行を予防する手術です。
レーザーを照射するたびにズキューン、ズキューンという音と鈍い痛みがあり、300回の連続照射の後はヘロヘロに疲れました。
検査から手術終了までは3時間くらいかかりましたが、手術中に瞳孔を開く目薬をしていますので4~5時間は外の陽射しがとてもまぶしく感じられます。
なので車や自転車の走行は控えますが、入浴や家事など日常生活は普通にできます。
10日後の検診で「裂孔はキレイにふさがってますね。飛蚊症も徐々に少なくなりますよ」と診断されてホッとしました。
今後も飛蚊症が増えたり、目を閉じても光がピカッと見えたら、すぐに眼科を受診するようにと注意を受けました。
そして手術から3週間経った今、やっと飛蚊症が薄くなり、色鮮やかな紅葉が目と心に染みます。
これからは飛蚊症のお悩みやレーザー手術を不安に思っているお客様に、実体験に基づいた健康アドバイスができます。
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子