新年度は、お味噌汁で元気にスタート!
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
先週末に鮮魚コーナーをのぞいて、ふと目に入ったホタテの稚貝。
ホタテの旬はゴールデンウイークから夏ですが、この稚貝は春先が旬です!
貝殻の大きさは4~5cmですが、中の身は1.5cmくらい。
外側をびっしりと覆う白いクネクネが、かなり不気味で敬遠されがちです。
クネクネの正体はカサネカンザシという生物の管で、石灰質でできています。
カッターで丁寧に削り落とす人もいるようですが、貝殻を食べるわけではないので、私はタワシで洗う程度でクネクネ付きのまま調理します。
このときに貝殻で手を傷つけてしまうことがあるので、ゴム手袋をはめて洗うと良いでしょう。
ホタテはタンパク質が多い食材で、生100gに10.0gも入っています。
同じ貝類ではカキ4.9g、アサリ4.6gですし、鶏卵11.3gと比べてもいかにタンパク質が多いかがわかります。しかもそのタンパク質の中にはアスパラギン酸、グルタミン酸といった旨味成分がたっぷり含まれています。
他にも筋肉のエネルギーとなるグリコーゲン、肝機能を高めるタウリン、鉄や亜鉛といったミネラルなど、こんなにも栄養豊富なのに66kcalとヘルシーです。
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
さらに他の貝類のように砂抜きの必要がなく、大きく成長したホタテよりもウロ(黒い部分)の毒性が少ないのでそのまま食べられるなど、いいとこずくめなんですよ。
お味噌汁ならば、簡単にホタテ稚貝の美味しさを堪能できます。
《作り方》
①鍋に水とよく洗った稚貝を入れて、火にかける
②煮立ち始めたら、日本酒大さじ1を加え中火にする
③殻が開き始めたらアクが出るので、吹きこぼれないようにすくい取る
④殻がすべて開いたら味噌を溶かし入れ、青ネギをパッと散らして出来上がり
大きめのお椀に、先に貝を盛り付けてから汁を注ぎます。
鍋底の汁には貝殻のカケラや砂が残っているので、入れないように気を付けましょう。
ようやく新型コロナまん延防止等重点措置が解除になったなかで、全国から桜の花便りが届き始めました。
新年度スタートのこの時季は入学、就職、転勤など新たな節目を迎える方も多いと思います。
リフレ健康食品相談窓口では皆様に寄り添い、これからもサプリメントと漢方薬で健康を応援してまいります。
2022年度も、どうぞよろしくお願い致します。
リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子