口臭予防・コンビニ対策!口臭ケアに一役買ってくれる身近な飲み物・食べ物
日々意識していますか?食後の口臭・ブレスケア
マナーやエチケットに敏感と言われる日本人。
近年のコロナ禍においては、咳エチケットをはじめ、飲食時や電車内などでのマスク着用マナーが広く浸透していますが、日常生活という観点では古くから様々なマナーやエチケットが意識されており、特に衛生面、とりわけ「ニオイ」に関しては、スメルハラスメント(通称スメハラ)という言葉が生まれるくらい敏感な問題として、取り上げられることが多い傾向にあります。
ただ、いくらエチケットに気を付けていても体臭や口臭などは体調などにも影響されるため、なかなか当事者には伝えにくいもの・・・。ゆえに、みな日頃から
自身のニオイに関しては敏感にならざるを得ない
というのが実情のようで、街のドラッグストアやコンビニには制汗剤などのデオドラント用品やブレスケアなどの口臭対策用品が数多く販売されております。
そんな日本のニオイ事情のなか、
特に対人関係での影響度が大きいのが口臭
スメルハラスメントという言葉が大きく意識されるようになった要因のひとつでもありますが、自分ではなかなか気付きにくい口臭が原因で人に不快感を与えてしまうことで、主に職場などでの人間関係に影響を及ぼしてしまうことも少なくありません。
そしてなにより、口臭の厄介なところは
しっかり歯磨きやケアをしていても口臭がする場合がある
という点で、過去記事「▼行くべきは歯医者じゃない!胃や内蔵の不調を原因とした口臭の特徴」でもご紹介しているように、多くの方が毎日歯磨きや口腔ケアをしているので、
まさか自分の口臭がキツイとは思ってもみない
という心理的な要素もまた、対策が後手になってしまう原因でもあります。
そこで今回は、日ごろからの口臭ケアの意識を高めるべく、口臭ケアに一役買ってくれる身近な飲み物や食べ物をご紹介。職場でのランチ後でも口臭が抑えられるよう、歯磨きやマウスウォッシュ以外のニオイを抑える身近なアイテムをピックアップしていきます。
職場のランチでは、ラーメンや餃子、ペペロンチーノなどのガーリックを使った料理を食べることは珍しくありません。こうした料理を食べたあとは、意外と口臭がキツくなっているという点を意識して、しっかりと食後の口臭ケアを行うようにしましょう!
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ランチで焼肉!でも午後から打合せ・・・すぐに消したいニオイの対処法
過去記事「口臭に効く歯磨き粉ってある?歯磨き粉の主な成分とその効果」でも取り上げていますが、口臭の原因は主に下記4つの種類に分類されます。
1,生理的な口臭
2,食事や嗜好品による口臭
3,病的要因の口臭
4,ストレスや心因的な口臭
いずれも独特なニオイが特徴ではありますが、生理的な口臭や食事などによる口臭においては一過性のものであり、
時間と共に徐々にニオイは収まってくる傾向
にあります。
一方で、虫歯や歯周病、胃や腸などの消化器系の不調による口臭は、歯磨きやマウスウォッシュなどでは根本的な解決にはなりません。また、ストレスや心理的要因による口臭も一過性の口臭ではないため、口臭原因となりうる歯周病の治療や生活習慣の見直しなどが必要です。
特に身近な口臭要因としては、
ニオイのキツイ食べ物を食べた後
であり、その代表的な食材がニンニクやニラであったり、お肉であったり、体に良いとされる納豆も臭い成分が強い食材として知られています。また、コーヒーや飲酒・喫煙なども口臭原因として挙げられ、これらが胃腸で消化・吸収され、血液によって全身に運ばれることで、
肺から呼気として吐き出される
つまり口臭がキツくなるというというのがおおよそのメカニズムです。
喫煙者やお酒を飲む人からすると
・コーヒー飲みながら吸うタバコは最高
・焼肉食べながら飲むビールは至福の時間
というのが本音ではありますが、口臭環境という観点からは最悪の組み合わせとも言えるのです。
でも、実際にニンニクや焼肉といったニオイの強い食材を食べる機会は多いのが実情。
特に、日中にニオイの強い食材を食べたあとには、その口臭を和らげてくれるニオイ対策をしっかりと取ることが大切なのです。ここでは、コンビニなどでも購入できる手軽なニオイ対策アイテムをご紹介します。
1,ガムを噛む
ガムを噛むことで口腔内をサッパリさせることはもちろん、唾液の分泌を促すことで口の中の乾燥を防ぐことで、口臭を抑制させてくれます。シュガーレスガムを選ぶのがポイントです。
2,レモンや酸っぱい飴など
酸っぱいものを食べることで唾液の分泌を促し、口臭の原因となる口腔内の乾燥を抑制してくれます。酸っぱい食べ物という点では梅干しなども効果的です。
3,水を多く飲む
特に飲酒時などは水分補給という観点からも水を多く飲むことが重要。アルコールの代謝によって水分が失われ、口の中も乾燥しやすくなりますので、飲酒後は水や緑茶を飲むのが効果的。
4,ヨーグルト
即効性は期待できませんが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌によって胃腸の働きを活性化し、ニオイの元となる悪玉菌の働きを抑制することで呼気に含まれるニオイの元を抑制します。
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皆さんも体験的に「ニンニクを食べた後は口臭がニオイそう・・・」と感じたことがあるのではないかと思いますが、ニンニクやニラをふんだんにつかった餃子や、焼肉やキムチなどといった身近な料理が、口臭の原因になっていることは上記でもご紹介したとおりです。
これらのニオイの特徴のひとつに
胃で消化・腸で吸収されたニオイ成分が呼気から排出される
という点が挙げられますので、口腔内の臭いケアだけでは解消することができないという傾向にあります。もちろん、食後に歯磨きやマウスウォッシュなどを行うに越したことはありませんが、日ごろから肉食中心などで腸内環境が乱れていると、
呼気からのニオイが強くなる傾向
があり、特に脂質の多いお肉などは体内で消化される際に悪臭を発する成分が作られるので、日ごろから腸内環境を整えておくことを意識する必要があります。そのような観点からも、市販の口臭ケアグッズにおいては、サプリメントのような
消化によって腸まで届く飲み込むタイプのものが良い
と言えるでしょう。
つまり、ニンニクやネギなどの臭いのキツイ食材を食べたあとには
・歯磨きやマウスウォッシュなどで口腔内のケア
・牛乳やヨーグルトなどを食べて整腸効果を促進
・シュガーレスガムなどを噛んで唾液を多く出す
・こまめに水や緑茶を飲んで口腔内の乾燥を防ぐ
ということを意識しておくと良いでしょう。
ただし、上記でご紹介したような手軽なニオイ対策は一過性の対策にしかなりません。
特にアルコールなどは分解されるまでに相当の時間を要し、個人差こそありますがその口臭が自然と薄れるまでに24時間以上要する場合もあります。
例えば、次の日に彼女とデートといった状況にも関わらず夜遅くまで飲酒していると、
腸で吸収されたニオイ成分が全身に巡ってしまっている状態
ですので、いくらガムを噛んだり水を多く飲んだりしても、完全にニオイを抑えることはできません。ただし、これらは普段の生活のなかである程度コントロールできる部分ではありますので、大切なイベント事や会議などの直前には、あまりニオイがキツイ食べ物を食べないようにする、ということも忘れないようにしましょう!
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