年齢だけのせいにしていませんか?気になる小じわの原因とケア方法
いつの間にか小じわが!原因はやっぱり年齢のせい?
肌に関する悩みの一つ「小じわ」。
・目もとの小じわが増えた気がする
・眉間の小じわでいつも不機嫌そうに見えちゃう
・もしかしてこれがほうれい線??
年齢に関わらず、「どうにかしたい!」と小じわでお悩みの方も多いはず。
せっかく毎日のスキンケアをしているのになぜ…?
なんで小じわってできてしまうんだろう?
やっぱり「年齢のせい」なのかな…?
と諦めていませんか?
確かに、加齢とともに肌の生まれ変わりのサイクル(ターンーオーバー)は遅くなり、水分保持機能も低下することによって、
シワができやすくなるのは事実
特に、目元や口元は皮膚が薄く、皮脂の分泌量も少ないので、肌がよってシワになりやすい場所です。ですが、小じわができるのは年齢のせいだけでなく、普段の生活習慣が原因であることも…。
初めのうちはちょっとクセがついてしまっただけかなと思ったものが、いつのまにか定着してしまった、なんてことは20代の方でも十分に起こりうることなのです。
・小じわがなければもっと若々しく見えるのに!
・小じわのせいで老けて見えてしまう…
・ケアしているはずなのに小じわができてしまう…。
・まだ小じわを気にするような年齢ではないと思っていたのになぜ?
など、お悩みは人それぞれかと思います。
まだ目立つほどの小じわはないという方も、日々の生活のなかで
小じわができないように意識する
ことで、小じわの発生を最小限に抑えられたらいいですよね。
もちろん、小じわを正しく知って適切なケアを行えば予防はもちろん、できてしまった小じわを目立たなくすることだってできるのです。
今回は、そんな小じわができる原因やメカニズム、そして年齢に関係なく、日頃から気を付けておきたいポイントなどをご紹介いたします。実年齢にくらべ老けて見られやすいという方、これを機に日々のスキンケアについて見直していてはいかがでしょうか?
▼参考記事
見た目年齢を取り戻す!ほうれい線とマリオネットラインのケア方法
小じわができやすい原因を知り、予防・対策をしよう
小じわができてしまう原因には、どのようなものがあるかを見ていきましょう。
ご自分の肌状態や習慣などと一緒に、当てはまるものがないかどうかチェックしてみてくださいね。
小じわの原因1:肌の乾燥
シワができる原因で一番多いのは、
肌の水分不足による乾燥
加齢に伴い肌の保水力が低下し、肌表面に細かいシワができてしまうのは、皆さんも中にもご存知の方は多いでしょう。特に重要なのは、皮膚の一番外側にある角質層で、これはわずか0.02mmの細胞の重なりで保湿機能とバリア機能を持っています。
なお、肌が乾燥すると未熟な角質層細胞がどんどん作られていくのですが、未熟な角質層細胞は保湿機能とバリア機能が不十分なため、肌の乾燥を進行させてしまい、乾燥小じわの原因になってしまうのです。
小じわの原因2:表情の変化
・笑った時に目尻にできるシワ
・顔をしかめたときにできる眉間のシワ
このような表情よる肌の形状変化もシワの原因の一つと考えられます。
やはり加齢などによって肌のハリや弾力が失われていると、一度ついたシワがなかなか元に戻らず、シワとして定着してしまうことに。
また、表情を作る筋肉である「表情筋」が、緊張し続けて硬くなったままになってしまうと、やはり元に戻らず「表情じわ」を作ってしまうこともあります。思いっきり笑ったり、真剣に考えたり、表情の豊かさは素敵なことですが、シワとして残らないように一日の最後にはケアをしておくといいでしょう。
小じわの原因3:紫外線
ご存知の通り、肌の大敵である紫外線。
紫外線は、肌のハリや弾力に関わる真皮のコラーゲンやエラスチンを変性・崩壊させてしまうので、紫外線を浴びた肌はシワができやすい状態になっています。
過去記事「▼春先から始める!美肌を維持する早目のUVケアとポイント」でも詳しく取り上げていますので、合わせて参考にしていただきたいのですが、紫外線は
肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンといった成分を減少
させてしまうため、シワだけでなく、シミ・たるみなどの老け顔の原因にもなりうるのです。
このように、小じわができやすくなる原因は様々あります。
浅いシワならそれほど気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、何もせずに放っておくと、いつの間にかシワが深く刻み込まれてしまうこともあるので、あっ!と気づいたら早めのケアをおすすめします。
▼参考記事
お手入れ以上に重要!潤い肌を保つ睡眠・栄養・ストレス解消
小じわを防ぐ毎日のケア方法
ここまで見てきた小じわの原因を少しでもなくせるように、毎日のケア方法をご紹介します。
今はまだ気にならないという方も、小じわ予備軍を撃退し、できるだけ進行させないようにしてみてくださいね。
≪保湿・保水≫
室内の湿度に気を付け、保湿力の高いスキンケアアイテムを取り入れるなど、肌を乾燥させないように意識しておくことが大切です。たくさん保湿しなきゃ!と言って、洗顔の時に顔を強くこすったり、刺激を与えすぎるのはNG。肌は優しくそっと扱うようにしていきましょう。
≪UV対策≫
とにかく紫外線はシャットアウト!
外出時には日焼け止めを塗る、日傘を差す、UVカットの羽織ものやサングラスなども活用して、しっかり対策していきましょう。紫外線の強い昼の時間や場所に長時間いるのは避けるなどを意識するだけでも違ってきますよ。
≪食事でシワ予防≫
小じわの改善に効果的と言われている栄養素を積極的に摂取し、肌のコンディションを整えましょう!
・コラーゲン…鶏皮、手羽先、牛筋、フカヒレ
・ビタミンC…キウイ、レモン、アセロラ、ブロッコリー
・ビタミンE…納豆、アボカド、かぼちゃ、アーモンド
・セラミド…牛乳、ヨーグルト、黒ごま など
小じわは放っておかず早めのケアが大切です。
年を重ねると、筋肉が衰えてくることによって肌がたるんできてしまうのはなかなか避けられないことかもしれません。また、
・過度なストレス
・栄養バランスの偏り
・睡眠不足など生活習慣の乱れ
なども、肌の乾燥につながることがあるので気を付けたいところ。
とは言え、ちょっとしたケアや心がけで肌の新陳代謝をスムーズにさせたり、小じわの原因をカットしておけたりすることはできるので、毎日のスキンケアや生活習慣を見直して、いつでも潤いたっぷりでなめらかな、小じわ知らずの肌を目指しましょう!
▼参考記事
私だけ老けてる?老け顔の特徴とハリ肌対策