見た目年齢を取り戻す!ほうれい線とマリオネットラインのケア方法

見た目年齢を取り戻す!ほうれい線とマリオネットラインのケア方法

見た目年齢を大きく左右する口元の老けラインケア

加齢による身体の変化においては、筋力や代謝能力の低下、体型の変化や肌のシミなど、様々な箇所に現れることはこれまでの記事でもご紹介してきましたが、やはり

見た目的に一番「老け」を感じさせられるのが顔

であることは言うまでもありません。

同窓会など、久々に友人・知人と顔を合わせるようなシーンでは、

・あの子、なんか老けた・・・
・あの人は肌にハリがあって若々しい

などと思われたことは一度はあると思いますが、その見た目の年齢を大きく左右するのはやはり顔。加齢による顔のシミやしわ、たるみなどが顕著に目立ってくると典型的な「老け顔」となり、年齢以上に老けて見えてしまうのが実情です。

過去記事「私だけ老けてる?老け顔の特徴とハリ肌対策」でもご紹介しているように、年齢以上に老けて見えてしまう老け顔の特徴として、深いほうれい線や口角下がりなど、口元のたるみが挙げられます。

シミやくすみは化粧である程度カバーできるかもしれませんが、深いしわや頬のたるみなどは、日ごろから意識していないとどんどん衰えてしまうのが現実。

特に頬との境界線である「ほうれい線」と、口角から下に伸びる2本の「マリオネットライン」は、

その深さによって見た目の年齢を大きく左右します

ので、日ごろから老け顔対策を意識して、ほうれい線やマリオネットラインが深くならないようなケアが必要なのです。もちろん、加齢・老化による衰えは避けることができませんが、その衰えを和らげるのがアンチエイジングですので、今回の記事では、そんな見た目年齢を取り戻すほうれい線とマリオネットラインのケア方法についてご紹介いたします。

ほうれい線やマリオネットラインが深くなる原因は?

上記で軽く触れましたように、顔の見た目年齢を大きく左右するフェイスラインには、ほうれい線やマリオネットラインのほか、目元から頬に向けてハの字に現れるゴルゴ線などが挙げられ、これらを

・3大老けライン
・3大オバサンライン

などと呼び、その線が深いほど老け顔の印象が強くなります。

これらは、主に紫外線などが原因でできるしわとは異なり、様々な顔の筋肉が加齢によって衰えることでできる肌のたるみである以上、シミやしわなどの対策とは異なる点は認識しておく必要があります。

もちろん、シミやしわも加齢の要素はありますが、肌のたるみにおいては個人差はあれど、40代前後から誰しも目立ちはじめる老化現象のひとつです。ほうれい線が深くなる原因は様々ですが、

・肌の潤い不足
・頬の皮下脂肪増加によるたるみ、
・口元の口輪筋や口角下制筋などの衰え

などが挙げられ、個人差はあれど多くの方が「最近顔が老けた」と感じるようになります。マリオネットラインが深くなる原因も同様、主に頬の脂肪を支える筋力が衰えることによって、腹話術の人形の口元のように深い線ができてしまい、典型的な老け顔である

口角下がりのブルドッグ顔

になってしまうのです。

これらのように、ほうれい線やマリオットラインは筋力低下や萎縮による肌のたるみが主な原因となるため、もちろん肌の潤いキープや紫外線対策といったスキンケアも重要なのですが、対策やケアの考え方としては、

これ以上たるませない

ということを念頭に日ごろのケアを心がけることが重要。

肌表面のケアだけでなく、皮下脂肪を支える顔の筋肉を動かす!という対策も積極的に取り入れる必要があります。

外的には紫外線対策・内的には表情筋を鍛えよう

見た目年齢を取り戻す!ほうれい線とマリオネットラインのケア方法02

上記でご紹介したように、肌のたるみについては紫外線や乾燥などの肌トラブルによる劣化と、顔の筋力の衰えや頬の皮下脂肪が増えることで肌がたるみ、ほうれい線やマリオットラインなどが深くなってきます。

よって、常に外部にさらされている肌のケアと、たるみの原因となる筋力のキープは別々に捉える必要があり、ケアの方法も異なってくる点がポイント。

・外的にはシミやしわ、くすみの原因となる紫外線や乾燥の対策、
・内的には顔の筋力アップを意識したマッサージやエクササイズ

といった具合に、日常的にそれぞれを心がけて対策を取ることが肝要です。

お肌のケアや紫外線対策などにおいては、過去記事

春先から始める!美肌を維持する早目のUVケアとポイント
お手入れ以上に重要!潤い肌を保つ睡眠・栄養・ストレス解消

などを参考にしていただきつつ、今回はたるみの直接的な原因となる顔の筋力低下に対するケア方法についてご紹介いたします。

上記でも取り上げた、口元の筋肉を構成する口輪筋や口角下制筋、広頚筋など、顔には様々な筋肉の働きによって表情が作られています。これらの総称として表情筋と呼ばれたりもしますが、顔の筋肉は手足のように頻繁に使われるわけではないため、個人差こそあれど、30代くらいから徐々に衰えが見え始めてきます。

つまり、顔の筋力低下の対策としては

顔の筋肉を動かすこと

が一番のケア方法となるのです。

具体的には、大きな口を開けたり、豪快に笑ったり、固い食べ物を咀嚼したり、近年では顔エクササイズや表情筋トレーニングといったプログラムもあるようです。顔の筋肉と言えど、他の筋肉と同様に使わなければ硬くなってきますので、こまめなストレッチやマッサージなども効果的です。

・鏡に向かって笑う、戻すを繰り返す。
・頬を膨らます、戻すを繰り返す。
・口先を尖らせて左右に動かす。
・顎を上げて広頸筋を伸ばす。

これらのように、顔の筋肉を動かすことを意識することで日常的に表情も豊かになり、

相手に明るい印象を与えられるようになる

というメリットもあります。
暗い表情をした話し相手より、明るい表情の方が良いのは言うまでもありませんよね?

お風呂上りなど、筋肉が柔らかい状態で表情筋を動かすようにするのが効果的ですので、顔のたるみが気になり出したら、生活習慣の一部として取り入れてみましょう。

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