みんなやってる?手軽にできる口臭セルフチェックと機器による数値化
食事のあとの口臭セルフチェックを習慣づけよう!
中高年以降、特に気になる体の悩みと言えば「ニオイ」。
代表的とも言える加齢臭のほか、体臭や口臭など、加齢と共に嫌なニオイを発する様々な物質が増加する傾向にあるため、若い時以上にエチケットに神経質にならなければならない現実があります。そして、改めて説明する余地はありませんが
嫌なニオイほど自分で気付きにくい
これが一番厄介な問題で、実は「自分は臭くない」と思っている人ほど、なんらかのニオイを発している可能性があり、エチケットに対する意識が薄いという傾向もあります。ただ、ニオイに関しては
・自分では気づきにくい
・他人は指摘してくれない
というのが実情ですので、特にごまかしが効かない口臭は、
ニオイの有無を問わず日常的にケアしておくのが無難です。
虫歯や歯周病を放置するのは論外ですが、歯磨きだけでなく、歯磨き後のデンタルリンスやマウスウォッシュ、歯間ブラシやフロスによる仕上げ磨き、舌苔除去などは最低限、食後の都度行っておきたい対策のひとつ。
そんなことは分かってるし対策してるけど口臭が気になる・・・
というのも本音。
過去記事「▼行くべきは歯医者じゃない!胃や内蔵の不調を原因とした口臭の特徴」でもご紹介しているように、特に口臭のは
他人に不快感を与えやすい独特なニオイ
であることが多いため、日常的に気にしている方も多いのですが、それでも自分の口に手を当ててニオイを嗅いでみたり、マスクにこもった呼気のニオイを嗅いでみたりと、神経質になってしまう方も少なくありません、
・気になるとどんどん不安になってしまう
・人と向き合って話すのが怖くなる
・話し相手の仕草がいちいち気になる
こんな状態にならないよう、日常的に口臭ケアを行うことはもちろん、口臭の度合いを数値などで把握することで、
心理的に安心が得られるような環境を整える
のが良いかもしれません。
そこで今回は、日々口臭が気になってしまう方にオススメな口臭セルフチェックと、その口臭を数値化できる口臭チェッカーの取り入れ方をご紹介いたします。もちろん、口臭チェッカーなどは、
口臭を推し量るひとつの参考材料
でしかないので、100%鵜呑みにするのはナンセンスかもしれませんが、口臭を常にチェックすることで、口臭の度合いや体調の変化などを把握するきっかけになるかもしれませんので、そうした観点で日々の口臭チェックに役立てると良いでしょう。
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実は意外と使える?!口臭を数値化してくれる口臭チェッカー
口臭のセルフチェックについては、過去記事「▼口臭予防・コンビニ対策!口臭ケアに一役買ってくれる身近な飲み物・食べ物」でも軽く触れていますが、手軽に行える最も簡単な口臭チェックについては
自分の手の甲を舐めてニオイを嗅ぐ
という方法で、そこで臭いと感じるようだと他人があなたの口臭を感じている可能性があります。もちろん、生理的要因の口臭などにおいては、その時々の体調やタイミングなどに左右されますが、このような確認方法だと
日々のニオイの変化があまり分からない
というのも事実ですので、そうした変化を敏感に把握したいなら、市販の口臭チェッカーを持ちいるのがオススメ。口臭チェッカーやブレスチェッカーなどの名称で販売されていますが、自分の息をチェッカーに吹きかけるだけで
口臭の度合いを数値で把握できる
という優れものなのです。
もちろん、製品によって性能もニオイを捕らえる精度も異なりますし、歯磨きやマウスウォッシュ直後にチェッカーを使うと、そのニオイに反応してしまうなどの課題はありますが、
・ニオイの強い食べ物を食べた後
・胃の調子が悪いと感じる時
・過度な疲労やストレスを感じている時 など
にチェックすることで、口臭の変化の度合いを把握できることはもちろんのこと、自身の体調変化によって、どの程度自身の口臭が変化するか?を把握することができるというメリットがあります。
口臭チェッカーの多くは、口臭に含まれるニオイの成分を検知する仕組みで、飲酒検問などに用いられる呼気チェッカーと概ね同じ仕組みになります。市販されている口臭チェッカーの多くは、
携帯することを前提にコンパクトなタイプが多い
ので、いつでもすぐにチェックできる点もメリットと言えるでしょう。
価格も比較的お手頃なので、ググッてみてください!
一方、最近ではスマホアプリでも口臭チェックアプリが存在します。
えっ?アプリでニオイチェックなんでできるの?
と思ってしまいますが、こちらはニオイを直接検知するのではなく、舌の汚れ具合から口臭の度合いを解析するというのがおおよそのロジック。スマホアプリであれば、さらにチェック頻度は高められそうですが、精度の方は・・・、皆さんのご想像にお任せしたいと思います。
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ブレスチェッカーの数値がもたらすメリット・デメリット
上記でご紹介したように、さまざまな口臭チェッカーが市販されておりますが、多くの製品がニオイの度合いを5段階などで示してくれるため、その結果に合わせた対策が取りやすいという特徴があります。
ただし、口臭チェッカーは口臭原因のなかで生理的要因の口臭、食事や嗜好品による口臭などの日々変化しやすい要因を捉えるものであり、虫歯や歯周病などを起因とした病的口臭にはあまり効果がありませんので、言うまでもありませんが
まずは歯科医の治療が必要
ということになります。
こうしたブレスチェッカーを用いることで、ニオイの度合いがキツイようであれば、ガムなどを噛んでみたり、マウスウォッシュで口腔内を洗浄したりと対策が取れるほか、「私、口くさい?」といった
不安要素を取り除けるという心理的メリット
も大きいので、心配性の方や常に口臭が気になる方などは有効に活用できるでしょう。ただ、当然デメリットもあり、皆さんもご想像のとおり
実際に口臭がキツイのにチェッカーでは低い数値が出てしまう
という落とし穴があり、チェッカーの結果を鵜呑み・過信しすぎるのはタブー。そのほかにも、逆に幾ら歯磨きしたりマウスウォッシュでケアしても、口臭チェッカーでは
いつも口臭レベル最大値が出て心が折れる
といったケースもあるようです。
チェッカーの数値結果は、あくまで参考材料のひとつとして捉えつつ、日常的なケアをしっかりと継続することが口臭対策のポイント。特に、生理的要因、心理的要因の口臭においては、過去記事「▼女性ホルモンの減少が原因?!中高年女性の口臭原因とその対策」でも取り上げているように
自律神経の乱れやホルモンバランスの変化
などによっても影響を受けますので、チェッカーで示される口臭レベルを真に受けすぎて、逆にストレスになってしまわないよう心掛けるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
人と話す機会の多いお仕事をされている方などにオススメな口臭チェッカー。
その結果を見ても、くれぐれもショックを受けたり、過信しすぎないようにしてくださいね。
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