フレイル予防の合言葉「さあにぎやか(に)いただく」

こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
今年は3年ぶりに行動規制のないお盆休みとなりました。
皆様はどのようにお過ごしになりましたか。

わたしは、前半はお墓参りと医薬品登録販売者オンライン研修、後半は新型コロナワクチン4回目を接種して発熱し、丸1日寝込んだりして過ごしました。

登録販売者研修では、恒例の医薬品の変更や法律の改訂、漢方薬の知識に加え、今回特別に高齢者のフレイルと新型コロナワクチンについて勉強しました。

フレイルとは寝たきりの1歩手前の状態のことで、東京都福祉保健局では食事でフレイルを予防するために、「さあにぎやか(に)いただく」という合言葉を作っています。


東京都福祉保健局「食べる」フレイル予防より)

これらを1日3食の中に、あるいはおやつも含めてバランス良く組み合わせます。

そういえば平成時代に良く使われた栄養の合言葉に「まごわやさしい」というのがありました。

ま(まめ:大豆製品)
ご(ごま:種子類)
わ(わかめ:海藻類)
や(やさい:緑黄色野菜)
さ(さかな:魚介類)
し(しいたけ:キノコ類)
い(いも:芋類)

これはバランスの良い和食の提唱で、太り気味でメタボリックシンドロームの人にお勧めの食材でした。
比べると「さあにぎやか(に)いただく」には肉類・乳製品・鶏卵が加わり、高齢者に特に大切な栄養はタンパク質ということがわかります。
「さあ、にぎやか(に)…」と口ずさむと、まるで掛け声のようで、楽しい食卓を想像します!

新型コロナワクチンについては厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」より、特に印象に残ったものを紹介しましょう。

新型コロナウイルスに既に感染した人はワクチンを摂取しなくてもいいですか?

⇒新型コロナウイルスにすでに罹った方もワクチン接種が推奨されます。
ワクチン摂取のほうが自然に感染するよりも血中の抗体値が高くなることがわかっています。

ただし感染したばかりの方については、感染から回復し隔離の必要がなくなってからの接種が勧められています。

それからワクチン接種後に筋肉痛・発熱・頭痛といった副反応が出る人は5~50%とのことで、今回わたしもその一人になりました。

そろそろ、本当にそろそろ収束してくれないかなぁ、と思いながら通勤電車に乗り込む毎日です。

(2022年度 登録販売者 資質向上研修 【集合研修 テキスト】 参照)

リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子

「さあにぎやかにいただく」の出典元及び注釈
出典元:ロコモ チャレンジ!推進協議会・東京都健康長寿医療センター研究所
注釈:『さあ、にぎやかにいただく』は、東京都健康長寿医療センター研究所が開発した
食品摂取の多様性スコアを構成する10種の食品群の頭文字をとったもので、ロコモ チャレンジ!推進協議会が考案した合言葉です。

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