薬と一緒に摂ることをお勧めするサプリがあります!
残暑お見舞い申し上げます。
リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
ようやく新型コロナから解放されて、ひさびさに帰省や旅行を楽しんだ今年のお盆休み。
残念ながら台風の影響で思い通りに過ごせなかった人もいらっしゃると思います。
その後は各地で35度越えの残暑が続いていますが、皆様はお元気にお過ごしですか。
毎年お盆休みには、自宅で医薬品登録販売者ネット研修を受講しています。
恒例の医薬品の変更や法律の改訂・漢方薬の知識に加え、今年はサプリメントと薬との飲み合わせ
という現在の仕事と直結する内容を勉強しました。
たとえば「青汁」とワーファリン、「DHA・EPA」と血液さらさらの薬など、
薬との飲み合わせが悪いサプリメントをご存じの方は多いと思います。
今回は、反対に薬を飲んでいる方にお勧めのサプリメントを紹介します。
①脂質異常症治療薬と「コエンザイムQ10+」
プラバスタチン、シンバスタチンなどはコレステロールの合成を抑制しますが、体内で同じ経路で作られるコエンザイムQ10の合成も抑制してしまいます。
そうすると筋肉痛や身体のだるさなどを感じることがあります。
長く脂質異常症治療薬を服用している方に補ってほしいサプリメントです。
②抗生物質と「マルチビタミンミネラル」
抗生物質は細菌を殺す薬です。
重篤な病気からニキビの治療など様々な病気に処方されますが、長期使用には注意が必要です。
それは抗生物質は悪い菌も良い菌も無差別に殺してしまうので、腸内細菌のバランスが崩れ、腸内で合成されていたビタミンB群も不足してしまうからです。
ビタミンB群が不足すると、疲れやすくなったり口内炎ができやすくなったりします。
そんなときには「マルチビタミンミネラル」がお勧めです。
ビタミンB群を補うことができますし、一緒に配合されているヒト由来乳酸菌が善玉菌を増やします。
さらに抗生物質の中にはカルシウム、鉄などのミネラルと一緒に摂ると吸収が妨げられるものもあります。
そのような場合も考慮し、「マルチビタミンミネラル」に入っているミネラルは配合量を少なめにしているので問題ありません。
※薬を飲んでいる方はかかりつけの医師・薬剤師、あるいはリフレの相談窓口にお問合せください。
研修の中で感銘を受けたのは、メラビアンの「コミュニケーションの流れ」の法則です。
これは人と人とのコミュニケーションにおいて言語情報が7%、聴覚情報38%、視覚情報55%のウエイトで相手に影響を与えるという心理学上の法則のひとつです。
つまり話す内容よりも態度のほうが印象に残るということです。
私たちリフレの健康相談員は、電話という聴覚情報のみでコミュニケーションを取っています。
お客様の声の印象から「元気がなさそう…」「ご飯は食べたのかな?」「どんな薬を飲んでいるのかな?」と想像しながら聞いています。
こちらから話すときも相手に安心していただけるように、話すスピードや声のトーンに気を付けなければと、改めて思いました。
一般社団法人 日本薬業研修センター
登録販売者資質向上研修 2023年度テキスト参照