ブロッコリーが指定野菜⁇
こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。
先日「ブロッコリーを新たに指定野菜に加える」というニュースを見ました。
指定野菜という言葉を初めて聞きましたが、皆様はご存じでしたか?
指定野菜は農林水産省が決定し、国民の消費量が多い野菜で安定供給が必要な野菜が指定されています。
現在はキャベツ・きゅうり・里芋・大根・玉ねぎ・トマト・ナス・ニンジン・ネギ・白菜・じゃがいも・ピーマン・ほうれん草・レタスの14品目です。
いつもスーパーで見かける野菜ですね。
そこに2026年より、指定野菜として52年ぶりにブロッコリーが加わります。
まさに今が旬のブロッコリーは、とても栄養豊富な花芽野菜です。
カリウム・カルシウム・鉄・マグネシウムなどのミネラル類、食物繊維、ビタミンC・B6・葉酸などの水溶性ビタミン、β-カロテン・ビタミンE・Kといった脂溶性ビタミンを含みます。
そして100g中タンパク質を4.3g含み、野菜の中ではトップクラスです。
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照
さらにブロッコリー特有の成分としてスルフォラファンがあります。
スルフォラファンはポリフェノールの仲間で抗酸化作用が高く、体内で常に発生している活性酸素を抑える働きがあります。
また種を発芽させたブロッコリースプラウトは発芽後3日目でスルフォラファンが一番多くなり、その量は成熟ブロッコリーの20倍といわれています。
2022年にはスルフォラファンを使ったサプリメントが登場し、血中肝機能酵素ALT値(肝臓の健康状態を示す指標の一つ)を低下させる機能があることが実証されています。
ブロッコリーに含まれるビタミンCやスルフォラファンは高熱に弱いので、手早く簡単な電子レンジ調理がお勧めです。
①ブロッコリーを小房に分け、茎は食べやすい大きさに切り水洗いする
②耐熱容器に並べ、水大さじ1をかける
③ラップをフワッとかける
④500W、2分加熱
※水の量や加熱時間は、ブロッコリーの量で加減しましょう
油を使ったお料理にするとβ-カロテンなどの脂溶性ビタミンの吸収が良くなります。
炒め物やシチューに入れたり、刻んでゆで卵とマヨネーズで和えたりといろいろ楽しめそうですね。
ブロッコリーは栄養豊富なのはもちろん、歯ごたえがあり、熱調理をしてもカサが減らないところも魅力です。
なのでダイエット中やボディビルダーの人たちの間では、ブロッコリーと鶏むね肉を一緒に食べるのが人気のようです。
鶏むね肉は高タンパク・低脂肪・お手頃価格、そして簡単に電子レンジ調理ができるという利点があります。
ダイエット中はカロリーを低く抑えたいので、塩コショウやノンオイルのドレッシングで味を整えましょう!
暖かくなったり雨の日や風の強い日が続いたりと、気温の寒暖差や気圧変動が大きい季節になりました。
このような変化に身体が付いていけずに、だるさや疲れを感じやすくなります。
スギ花粉もそれなりに飛んでいますので、どうぞご自愛ください。