コンビニで買える!普段から飲みたい便通改善にオススメなお茶・飲み物
実は意外な要因も?!便通不調の原因とは?
最近便通の調子が悪い…
なんだかスカートのウエストがキツイ
便秘気味でお腹が張って苦しい
という経験、多くの方が悩む身体の不調のひとつではないでしょうか?
俗に言う「便秘」。
男性より女性の方が悩みとしては多い傾向にあり、その背景にはホルモンバランスの変化や筋肉量なども関わっていることは、過去記事「▼女性の多くが悩む便秘!食生活の改善で解消できる?」でも紹介したとおりですが、便秘の原因の多くは
・不規則な生活習慣
・運動不足やストレス
・偏食やダイエット
・水分の摂取不足
などが挙げられますので、生活習慣や食生活を見直したりと、自らで改善することができる点が多いという点は覚えておく必要があります。
ただし最近では、コロナ禍の影響によってリモートワークやオンライン授業も増えたり、通勤・通学をしなくなったために活動量が減ったり、朝昼晩の食事の時間が不規則になったりと、知らず知らずのうちに
便通不調になりやすい環境になりつつある
のも事実。
さらには、旅行や外食といった一般的なストレス解消法も制限されているコロナ禍の状況下においては、上記で挙げた主な便秘要因の素地が不本意にも揃いつつある状況です。頭では分かっていても、栄養バランスの取れた食生活、適度な運度習慣を身につけるのはなかなか難しいこと。そこで今回ご紹介するのが
水分の摂取不足を背景とした便通不調を防ぐ
という点にフォーカスし、普段からどの程度の水分を摂取すべきか、身体に悪影響を及ぼさないような水分摂取の方法、そして便通改善に効果的かつ、コンビニやスーパーなどで身近に購入することができるオススメ飲料などをご紹介していきます。
日常生活を送るなかでは
・喉が渇いたり食事の時は水やお茶を飲む
・休憩時にリラックスのためにコーヒーを飲む
程度の認識しかないかもしれませんが、実は1日に必要な水分摂取量目安というものも存在するのです。夏場はもちろんですが、冬場でもしっかりと水分を補給しないと、便通不調だけに限らず、様々な影響を及ぼしてしまうということをこの記事でしっかりと認識するようにしましょう。
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ちなみに皆さんは、1日に必要な水分摂取量ってご存じでしょうか?
人間にとって必要な1日あたりの水分量は、年齢や性別、活動量によって多少の違いはありますが、概ね全年齢で平均すると
1日あたり2.0~3.5リットル
の水を必要とします。
※出典:厚生労働省「水の必要量を算定するための根拠」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586571.pdf
2.0~3.5リットルというと、2リットルのペットボトル1~2本分となりますので、思っている以上に多くの量が必要となり、「そんなに飲めないよ~」っと感じる方も多いと思いますし、実際に2リットル以上の水を飲めますか?と聞かれると、特に冬場などはなかなか難しいのではないでしょうか。
ちなみに、摂取する水分は「水」に限定している訳ではありませんので、お茶でもカロリーのある飲料でも差し支えはないのですが、当然
カロリーのあるジュース等を飲みすぎれば別の健康リスクが高まります
ので、その点は気をつけなければなりません。
そんな身体にとっても重要な水分摂取ですが、それが不足することによって便通に影響が出やすくなることはもちろん、個人差こそありますが様々な影響が出る場合がありますので、ここでは水分不足による代表的な身体の変調についてご紹介します。
≪肌荒れ≫
便秘症状の代表的なひとつとも言えるのが肌荒れ。
便秘によって腸内環境が悪化することで、本来は身体から排出されるべく老廃物が体内に蓄積されている状態が続き、それら老廃物が体内に吸収されて、血液とともに全身へと運ばれることで肌荒れを起こしやすくなります。
≪倦怠感やイライラ≫
便通の不調から色々な悪循環を招いて気分もダウン。気持ちをコントロールが上手くいかずイライラしてしまうことも…。また、お腹の膨満感は思っている以上に憂鬱なもの。そうしたストレスがより一層腸内環境を悪化させる要因となることも少なくありません。
≪食欲低下≫
便秘によってお腹が張り、苦しくて食べたくない・食べれないといった状態も便通不調の代表的な症状。実際に自分で感じる不快感はもちろんですが、食欲低下によって栄養状態が悪化し、全身のさまざまな機能が落ちてしまうリスクがあることに注意が必要です。
≪口臭や体臭の変化≫
腸内環境が悪化することによって増殖する悪玉菌の働きによって悪臭を放つ有害物質が増え続け、肌荒れのほか口臭や体臭の原因になったり、それらがストレスとなって自律神経のバランスが乱れ、様々な体調不良につながりやすくなります。
これらのように、水分摂取不足を原因とした便秘と言えど、その状態が続くと
全身に様々な悪影響が出てしまう
ということを認識しておくことが大切です。
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これまでの説明のなかで
いかに水分補給が大切か!
ということはお分かりいただけたかと思いますが、実際に1日中、水やお茶ばかり飲んでいても飽きてしまうのが実情。食後は水やお茶で良くても、その仕事の合間などでは
コーヒーや甘い飲料なども飲みたい
というのが、社会人にとっても現実的なお話ではないでしょうか?
そこでご紹介したいのが、皆さんも生活の一部となっているコンビニやスーパーで購入できる、
便通不調を改善を意識したオススメ飲料!
もちろん、何より1日の水分摂取量をしっかりと摂ることが最優先となりますが、最近のコンビにでは、
腸内環境の改善などを意識した乳製品
なども多く取り揃えられているので、ミネラルウォーターやお茶に飽きたら、こうした飲料を積極的に活用するのがオススメ。この章では、そんな水分摂取と合わせて摂りたいコンビニ・スーパーで買える便通改善飲料をピックアップいたします。
【コンビニ・スーパーで買える便通改善飲料】
≪玄米茶≫
食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、玄米茶はその両方を含むことで便を軟らかくしてくれる働きがあります。その他にも便を柔らかくしてくれるマグネシウムなどのミネラルを含んだ「ルイボスティー」などもオススメです。
≪ココア≫
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含んでいるココア。豊富な食物繊維で、腸内環境を整えてくれます。ただし、100mlあたりのカロリーは70~80kcalと比較的高めなので、飲みすぎには注意しましょう。
≪コーヒー≫
ご存じのとおり、コーヒーにはお茶と同様にカフェインや利尿作用もありますが、腸内環境を整えてくれるコーヒーオリゴ糖が多く含まれています。コーヒーオリゴ糖の特性として、脂肪の吸収を抑えて脂肪を代謝させる効果が明らかになっており、代謝促進という点では腸内環境の改善にも一役買ってくれます。
≪牛乳・乳酸飲料≫
牛乳に含まれる乳糖は、腸のぜん動運動を高めて排便を促し、便を柔らかくする働きがあります。乳糖は善玉菌のエサにもなるので、腸内環境の改善にも最適。人によってはお腹がゴロゴロして下痢になってしまう方も少なくありませんが、そうした場合はカフェオレや抹茶ラテなどで飲むのがオススメ。
≪甘酒≫
飲む点滴と言われる程、健康食品の定番となった甘酒は食物繊維やオリゴ糖が豊富です。
甘酒に多く含まれるオリゴ糖は、ビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善に効果的。上記、乳糖と同様に便通を促進します。
いかがでしたでしょうか?
日頃からちょっとしたことに気を付けること、それを積み重ねることが便通改善の鍵といっても過言ではありません。適度な運動も同様、水分摂取においても
無理のない範囲で長く継続すること
がなにより大切ですので、自分の身体の調子の変化に日々目を向け、できることから始めてみましょう!