ストレスは万病の元?!毎日続けるお手軽簡単ストレッチ
いきなりですが、健康な身体を維持するための基本は、
・規則正しい生活
・バランスの取れた食生活
・適度な運動
ということがよく言われます。
分かっているけどなかなか続けられない・・・・
というのが皆さんの本音だと思いますが、お仕事や育児など時間に追われがちな現代社会においては、上記の3つの基本に加えて
・ストレスフリーな生活
という点も忘れてはなりません。
現実的に日々のストレスは避けられない・・・?
仕事や育児などで常にストレスにさらされ、時間的にも精神的にも余裕がなく、常にストレスを感じている毎日では、いくらバランスの取れた食事を摂っていたとしても、何かしらの体調不良を来たす恐れはあります。
ストレスが要因とされる病気については、個人差こそありますが急性胃腸炎や不眠、偏頭痛などが挙げられます。
大事なプレゼンを目前に急にお腹が痛くなってきた
という経験がある方も多いと思いますが、これもまたストレスの影響を受けた身体の症状の一つと言えますが、とは言えストレスをまったく感じない生活は現実的ではありません。日常生活においては常にストレスと向き合う必要がありますので、ストレスを感じないようにすることと同時に、
ストレスをいかに発散・解消するか?
が重要なのです。
このページでは、場所を選らばず簡単にストレスを発散できる「お手軽ストレッチ」についてご紹介します。
なぜストレッチでリラックスできるの?
人は様々な悩みや不安、精神的なストレスを感じると自律神経の働きが乱れ、心や体に不調を来たすようになるのは前述のとおりです。少しでもストレスを解消し、この自律神経の働きを正常に戻してあげることがなにより大切です。
ストレスの解消方法については、お酒を飲んだり、音楽を聴いたり体を動かしたりと、人それぞれ様々ですが、場所を選ばず手軽に行えるストレス解消方法の一つとして効果的なのがストレッチなのです。ストレッチは、体力に自信のない人や運動が苦手な人でも自分のペースででき、身体の筋肉をほぐす効果もあります。
ストレス解消のためのストレッチは、全身をリラックスさせる副交感神経の働きを優位にさせることにありますので、ラジオ体操のような動きのあるストレッチではなく、ゆっくり時間を掛けて行うストレッチが効果的です。ストレッチを行うことで筋肉の緊張状態がほぐれやすくなり、体内の血流も活発になることから体がポカポカしてきます。
なかなか運動をする時間がない!
という方も、ストレッチ程度の軽めな運動なら、運動習慣として身につけることができるはず!適度な運動は、健康維持のためにも必要不可欠な要素ですので、誰でもすぐにできる運動のひとつとして、ぜひストレッチを取り入れたいところです。
ストレス解消にオススメの簡単ストレッチ
具体的なストレッチの方法を紹介する前に、まずストレッチの注意点やポイントをお伝えします。
【ストレッチの注意点やポイント】
・おすすめのタイミングは入浴後
入浴により血のめぐりが良くなっている状態で筋肉を伸ばすのがベスト!
・運動前と後に行うのも効果的
筋肉のウォームアップとクールダウンを心がけましょう。
・痛みを感じる無理なストレッチを行わない
最初は痛みを感じるかもしれませんが身体が慣れるまでは無理をしないように!
・ストレッチを行う習慣を身につけましょう
継続は力なり!仕事の合間でも手軽に行えるストレッチを毎日続けましょう。
【職場でもできるストレス解消ストレッチ】
1、上体を伸ばす。
手を組んで腕を上にあげて、思い切り伸びをします。
この時、お尻を後ろに突き出して腰が反ったり、逆にお腹を前に突き出して首が前に出ないように、体がまっすぐ上に向かって伸びるように意識しましょう。ヨガでいう「英雄のポーズ」をイメージしてください。気持ちいいと感じるところまで伸びたら、そのまま15秒キープ。キープし終わったら腕を下ろして脱力し、全身が緩んでいくのを感じます。また、伸びをした状態で体を横に倒し、左右片側ずつ脇を伸ばして15秒キープします。
2、背中を伸ばす。
両手を胸の前で組んで腕を前に突き出します。伸びをする際の基本的なポーズです。1番のストレッチでは組んだ腕を上にあげましたが、背中を伸ばすストレッチは、腕は並行に前に突き出して、そのまま首を前に倒します。ちょうど両腕の間に頭が収まるようなポーズです。肩甲骨が伸びるのを感じると思います。そのまま15秒キープを何セットか行います。
3、下肢の背面を伸ばす
上体を前に倒し、太ももの裏側を伸ばします。立った状態でも良いですし、床に座った状態なら足の裏に手が掛かるように前屈させます。前屈は特に身体の硬さ出る動作ですが、日常的にストレッチを行うことで、柔らかさを取り戻すことができます。
4、前腿を伸ばす。
前腿は太ももの前側の筋肉で、正座などをするとその筋肉が伸びやすくなります。立ったままの状態であれば、手で足首を持って片足のかかとをお尻につけるように曲げます。こちらも15秒程度キープして両方の足を交互に行うようにしましょう。。
5、腕を伸ばす。
頭の後ろで両手を組んで、体が前や後ろに倒れないように体を左右に倒します。この時、左右の脇腹が伸びるよう心がけてください。背中のストレッチとともに腕の裏側の筋肉も伸びます。また、片方の腕を前に伸ばし、もう片方の腕で前に伸ばした腕の肘で持って、自分の体側に腕を引き寄せます。スポーツ選手などが良く行うストレッチの代表的動作です。
いかがでしたでしょうか?
ここでご紹介したストレッチは一例に過ぎませんが、上記全て行ったとしても10分程度の手軽なストレッチです。ちょっとストレスを感じた時、イライラしている時、気分的に落ち込んでいる時など、少し身体を動かしてリラックスすることで、身体の不調の予防につながることを常に心がけると良いでしょう。