冬至には「ん」が付くものを食べましょう!

こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡崎です。
今年は12月21日が冬至で、昼が一番短い日となります。
皆様はカボチャを食べたりユズ湯に入ったり、何か特別なことはしていますか。

冬至に入るゆず湯

カボチャにはβ-カロテン、ビタミンC、E、カリウム、食物繊維などがたっぷり入っています。
他の野菜と比べるとでんぷん質が多く、収穫から日が経つにつれてホクホクとして甘みが増すので、冬のほうが美味しくなりますよ。

私が生まれ育った秋田でも、冬至にカボチャと小豆の「いとこ煮」を食べる風習があります。
「親類同士が集まって、いとこ達が持ちよったカボチャと小豆を煮たのかな」なんて、田舎の長い冬が想像できるような名前ですね。

また冬至に冬の七草の「ん」が付くものを食べると運気が上がる、といわれています。
カボチャ(南瓜なんきん)、うどん(饂飩うんどん)、蓮根(れんこん)、寒天(かんてん)、人参(にんじん)、銀杏(ぎんなん)、金柑(きんかん)の七つです。

どの食べ物にも「ん」の字が二つあります!

そんな訳で、運気アップをめざして金柑のマーマレードを作りました。

我が家にある金柑の木が、5年目にしてようやく100個くらい実をつけました。

かじってみると…にっが~い!

そこで実を半分の輪切り(ん? タネなし!)にして、全部が浸かるくらいの水に入れて茹でこぼし、氷砂糖とレモン汁を加えて煮詰めて完成。

ほのかな苦みとさわやかな酸味、程よい歯ごたえで会心の出来です。
学生時代に煮沸ビンに詰めたことを懐かしく思い出しながら、200CC程度のプラスチックタッパーに小分けして冷凍保存しました。

自家製金柑のマーマレードは格別です
※写真はイメージです

金柑の栄養については、リフレ健康情報誌「ありがとう」1月号にも詳しく載っています。
鼻や喉の粘膜を強くして、風邪の回復をサポートするシネフリン。
そして果皮にある特有の苦み成分ナリンギンには、抗アレルギー作用があるといわれています。

また皮やスジに多く含まれるへスペリジン(ビタミンP)は抗酸化作用が高く、自律神経を調節して血管の柔軟性を高めたり、コレステロール値を改善するなど多様な働きが期待できます。
ほかにもビタミンC、B1、E、β-カロテンなどのビタミン類、カルシウム、食物繊維を含みます。

カボチャや金柑もそうですが、「ん」の付く食材には寒さで風邪をひきやすくなるこの季節に、身体を元気にする栄養が豊富です。
皆様も「ん」が付く食材で、冬至にもう1品、お料理を作ってみてはいかがでしょうか。

リフレのある埼玉県では12月14日、新型コロナの感染拡大の影響を防ぐために、東京への不要不急の外出自粛要請がありました。
私達の年末年始は、どうやら自宅で過ごすことになりそうです。

来年が皆様にとって健康で良い年になりますよう、心からお祈り致します。

リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子

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