目の充血の原因とは?キレイな白目を保つためにルテインを摂ろう
目の充血は不調のサイン?目の充血が起こる原因とメカニズム
徹夜明けで目が充血してる~
なんてことは日常的にあることで、休息したり睡眠を取れば白めの赤い充血は、いつのまにか綺麗に消えていることが多いため、多くの方が充血すること自体をあまり意識することはないかもしれません。人間は目を使ってモノを見ることは、当たり前すぎる話かもしれませんが、目も立派な体の器官である以上
使い過ぎると疲労してしまう
ということを改めて考えると、眼は睡眠時以外はずっと働き続けているわけで、体のどの器官とくらべても「長時間労働を強いられている」と言っても過言ではありません。激しい運動時に筋肉疲労を感じたり、翌日に筋肉痛になったりするのと同様、目の疲労においては
充血・かすむ・目の奥が痛い・シバシバする
といった症状がでる傾向にありますが、これらの多くは疲労のサイン。
言わば、目の周辺組織の筋肉疲労だと捉え、基本的に休ませることが重要なのですが、筋肉痛などと違って
目はある程度無理が効いてしまう
ため、どうしても「目を休ませることの大切さ」が希薄になってしまう傾向にあります。
今回は、そんな現代病とも言える「目の酷使」において、特に日常的に症状が出やすい「目の充血」について深堀し、
そもそも目が充血するってどのような状態?
といった基礎から、
・目が充血するまでのメカニズム、
・目を充血させないための生活習慣や心がけ
・目を守るための食習慣や摂りたい栄養素
などをご紹介していきます。
ちなみに目の充血においては、結膜炎や角膜炎、結膜下出血といった疾病の可能性もあるため、単に目が疲れているだけと自己判断するのではなく、充血がひかないようであれば必ず眼科医を受診することが肝要。特に中高年以降は、老眼進行を抑制するためにも「たかが目の充血」などと思ったりせず、できる限り目を労わることを心掛けるようにしましょう。
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さて、日常的に起こりうる目の充血においては、当たり前すぎてあまり意識しない人も多い症状ではありますが、目の充血がどのような状態であるかと言うと
目の毛細血管が浮き出ている状態
で、普段は細くて目立たない目の血管が、何かしらの原因で太く膨張し、白目に浮き出ている状態が充血です。目が充血する原因においては、冒頭にお伝えしたような目の酷使によって、
より多くの酸素や栄養を血管が運んでいる状態
であり、そのため血管が膨張して白目が赤く染まってみるようになります。
つまり炎症を起こしている状態です。
血管の膨張という点では、飲酒時においてもアルコールが体全体の血管を膨張させることから、お酒を飲むと目が充血しやすくなる傾向にあるほか、プールなどで目に水が入ったり、ホコリが入ったりといった外的な要因からも充血することがあるので、
目の充血は必ずしも疲れ目だけが原因ではない
という点は念頭に置いておく必要があります。
また、白目の充血状態という観点で見ますと、白目の表面を覆っている「結膜」には極細い血管が通っており、その血管が何かしらの原因で膨張し、白目の表面に浮き出てくるのが目の充血。仕事などで徹夜して寝不足のとき、長時間の細かな作業で目が疲れているときなど、当然
目の疲れや不調のサインとなります。
また、この白目を覆う結膜内の血管が何かしらの原因で破れてしまい、白目が真っ赤になってしまうのが「結膜下出血」。目の充血に見られる血管模様はほぼ見られず、白目の一部が真っ赤になるのが特徴で、基本的には時間経過と共に自然に症状が消えていきます。
これらのように、単に目が充血しているからといって疲れ目と判断されるものではなく、花粉症やアレルギーなどによって引き起こされる結膜炎も、
基本的には疲れ目の充血とほぼ同じ状態
となるため、自身で状態を判断するのは困難ではありますが、特に寝不足や疲労蓄積などの免疫が低下している状態だと、疲れ目症状はもちろんウィルスによる結膜炎にも感染しやすくなりますので、規則正しい生活リズムやしっかりと睡眠時間を確保することも、目にとってはとても重要なことなのです。
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目の充血メカニズム、原因についておさらいしますと
・目の疲労によって栄養が不足している状態
・結膜の血管が膨張し炎症を起こしている状態
・目の周辺の血流が増加している状態
目の酷使やストレス、寝不足から飲酒喫煙まで、目が充血する原因は多岐に渡りますが、その対処法の多くが「とにかく目を休めること」。充血原因となるパソコン作業をやめたり、寝不足を解消したり、正常な生活習慣に戻すだけで目の充血の多くは解消されます。
日常生活においても
白目が血走ってるだけで不健康そうに見える・・・
と言った具合に、不健康そうに見えるだけでなく、ストレスや何かしらの問題を抱えているように見えたりと、充血した目は外見的にもデメリットが多いという傾向にあります。充血知らずのキレイな白目をキープするコツは、
目が栄養不足を起こさないようにする
という心がけが重要です。
リフレ公式サイト老眼特集「▼スマホ社会における「目の酷使」の深刻化」でもお伝えしておりますが、目を酷使することで、目のピント調整機能を担う毛様体筋や水晶体の柔軟性が疲労によって失われ、血流も悪くなり、目は血液から必要な栄養が取りにくい状態となります。点眼薬などで水分や栄養を与えることも一時的には効果がありますが、疲労がピークという充血の根本原因は、
点眼薬などで目の充血は完全に解消されません
ので、やはり定期的に目の休息を与えることがキレイな白目を保つポイントのひとつと言えるでしょう。
なお、目の健康においては日頃の生活習慣や食生活にも関連性があることは、特集記事「▼老眼が進行しやすい目の酷使と生活習慣」でもお伝えしているとおりで、慢性的な寝不足や不規則な生活習慣はもちろん、
目のピント調整機能をサポートする栄養素
を意識して取ることも大切です。
特に中高年以降は、加齢を主な要因とした緑内障や白内障、加齢性黄斑変性などの目の疾患リスクが高まり、特に加齢性黄斑変性は生活習慣との関連性が高い疾患のひとつ。
過去記事「▼ルテインに予防効果!目の老化「加齢黄斑変性」の基礎知識」でもご紹介しているように、目の健康成分で知られる栄養成分ルテインは、加齢黄斑変性に対する有用性が認知されつつあるだけでなく、目に良いといわれるアントシアニンやビタミンB群などの栄養素を習慣的に取ることで、
ピント調整機能の維持・目の疲労感の軽減
といった機能が期待できるのです。
当然、目の充血原因の軽減にもつながりますので、ルテインやアントシアニンといった栄養素を多く含む「▼目の健康に役立つ栄養素と食材」なども参考にしながら、それを習慣的に取れるような食生活を心掛けるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
いくら澄んだキレイな瞳でも、白目が充血していたら興ざめですよね・・・
慢性的に充血させないためにも、目の休息と目に栄養を与える食生活を心掛けるようにしましょう。
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