日常から消毒習慣!アフターコロナでも続けたい病気に強い身体作り

日常から消毒習慣!アフターコロナでも続けたい病気に強い身体作り

衛生観念と免疫向上の高まりのきっかけとなったコロナ禍

人類を脅かす世界的な大流行となった新型コロナウイルス。
2021年11月現在、ワクチン接種などを拡大によって、徐々にその感染者数は減少傾向にありますが、まだまだ油断は禁物。第6波なども懸念されるなか、ワクチンを接種したからといっても公共の場ではまだまだノーマスクというわけにはいかないのが実情ではあります。

巷では、ウイズコロナやアフターコロナといった言葉か台頭しつつあり、

・コロナ禍における日常生活の衛生観念の高まり
・免疫を高めて感染症にかかりにくい身体作り
・人的交流を控えて感染リスクを抑える

といった意識が高まったこともまた、足元の感染者数の減少につながっているのかもしれませんが、人的交流はともかく、手洗い・うがいといった衛生観念はコロナ禍に関係なく、普段から心掛けたい習慣であり、さらに免疫力を高めて健康的な身体を維持するという点もまた、アフターコロナにおいてもその意識を持ち続けることが大切です。

例年、空気が乾燥してくる秋から冬にかけては、風邪を引きやすくなったり、インフルエンザが流行するのが日本の特徴ではあり、例年の11月以降の流行シーズンに入ると、全国的に800~1,000万人規模でインフルエンザの感染者数が急増してきた経緯がありますが、2020年~2021年にかけてはその兆候はなく、

調査が始まった1999年以降で初めて「流行なし」となりました。

※出典:厚生労働省「インフルエンザの発生状況」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

もちろん、新型コロナウイルスの感染は拡大した時期もありましたが、国民全体の衛生意識の高まりのほか、外出時のマスク着用、各店舗や施設におけるアルコール消毒・検温チェックなどが当たり前になったことも背景にあり、

今冬シーズンは風邪をひかなかった

という方も多かったのではないでしょうか?
もちろん、その要因としてはマスクや手指消毒だけでなく、外出を控える方が増えたことなども挙げられますが、アフターコロナにおいても秋冬シーズンにおける風邪や体調不良、インフルエンザなどの感染症対策は継続課題。毎年の秋冬シーズンを健康的に過ごすためには、

今の衛生観念や感染症対策を続ける

ということも重要であることはいうまでもありません。
今回のテーマは、「アフターコロナでも続けたい病気に強い身体作り」として、

・日常的に心掛けたい衛生対策
・健康を維持するために高めたい免疫力
・それらを無理なく続けるための生活習慣

などにフォーカスし、その心構えや対策について見ていくことにしましょう。
特に、無理が利かなくなってくる中高年以降は、健康維持がなにより最優先課題といっても過言ではありませんので、今一度アフターコロナにおける生活習慣を見直してみるきっかけにしていただければと思います。

▼関連記事
コロナ禍における衛生概念の温度差と人間関係

日常的な感染症予防対策と免疫力アップ・健康意識の高まり

ただ、ひとえに衛生観念の高まりや健康意識の高まりといっても、日常生活においては様々な観点がありますので、病気に強い身体作りというテーマでどのような点を心がければ良いかを少しおさらいしておきましょう。

≪衛生面での心がけ~抗ウイルス≫
・外出時のマスク着用
・アルコール等での定期的な手指消毒
・外出後の石鹸手洗いやうがいの徹底
・身の回りの物の消毒・除菌
・密閉空間のこまめな喚起 など

≪生活習慣での心がけ~免疫低下の防止≫
・免疫低下につながる疲労やストレスの軽減
・慢性的な睡眠不足の解消
・過度な飲酒や喫煙を控える
・運動不足の解消や過剰な運動を避ける
・無理な食事制限や偏食を避ける など

※合わせて読みたい参考記事
免疫細胞を元気に保つ食生活と生活習慣

≪食生活での心がけ~免疫力アップ≫
・栄養バランスの取れた食事を心がける
・肉や魚、卵など良質なタンパク質をしっかり取る
・善玉菌を増やして腸内環境を整える
・抗酸化作用に優れたビタミン・ミネラルを豊富に取る
・心肺に負担を掛ける肥満を解消(食べ過ぎに注意) など

※合わせて読みたい参考記事
ウイルスから身を守るために、免疫力を高める栄養を!

もちろん、健康維持という広いテーマで見れば、食事・睡眠・運動以外にも様々なアプローチがありますが、特に秋冬シーズンの風邪を引きやすい季節においては、

感染症予防対策+身体の免疫力アップ

が効果的であることは言うまでもありません。
アフターコロナにおいても、手指消毒などの衛生面での心がけはもちろんのこと、身体の免疫力を低下させる疲労やストレス、飲酒や喫煙などを極力抑え、そして免疫力を高める栄養素を多く取ることが、健康維持の大前提となるのです。

規則正しい生活習慣は言うは易く行うは難し

と感じてしまう部分もありますが、特に風邪をひきやすかったり、インフルエンザなどの感染症に感染したりする多くのケースは、過度な疲労状態であったり免疫が低下している状況であることが多いので、マスクや手指消毒などの衛生対策はもちろんですが、それ以上に

自身の身体を健康的な状態で維持することも重要

ということを認識しておく必要があります。

▼関連記事
腸内環境は大丈夫?悪玉菌を増やさないための生活習慣とは

風邪や感染症のリスクを減らす免疫力アップ食材と栄養バランス

上記でご紹介したように、マスクや消毒・除菌においては多くの方が意識されるようになって、それ自体はほぼ定着した昨今ではありますが、

免疫力を高める生活習慣や食生活

というと、なかなか意識として高まっていないのが現実。
もちろん個人差こそありますが、風邪を引きやすい季節だから免疫高めて健康でいよう!と意識して、食事の内容を考えたり、栄養バランスを意識することはごく稀かもしれません。ましてや、現代社会においてストレスフリーは現実的ではありません・・・

風邪や病気に強い身体作りという観点では

1、免疫力を低下させる要因を減らす
2、免疫力を高める食生活を心掛ける

という2点を軸に考え、生活習慣として取り入れることができる最低限のことから始めることが大切です。

例えば、慢性的な寝不足を自覚しているが、寝不足がなかなか解決できないのであれば、それを軽減するために免疫力を高める食事を意識してみたり、ストレス解消のために飲酒や喫煙をしているのであれば、それをウォーキングなどの運動に変えてみたりと、

アプローチを変えることで免疫力アップにつながる

ことも多いのです。

また、血液中には外部から侵入してきたウイルスや細菌などを駆除する白血球などの免疫細胞があることはご存じの方も多いと思いますが、この免疫細胞のひとつであるT細胞やB細胞などのリンパ球、樹状細胞やマクロファージと呼ばれる免疫細胞の働きによって免疫力が保たれています。つまり、これら免疫細胞の働きが低下すると、ウイルスや細菌に感染しやすくなるため

体の細胞や免疫細胞を作る肉や魚・大豆などのタンパク質

を多く摂ることを意識する必要があります。
このマクロファージなどの免疫細胞は、加齢はもちろん、疲労やストレスなどによっても働きが低下してしまいますので、このマクロファージの働きを活発化してくれる栄養素ビタミンDやLPSと呼ばれる糖脂質を食生活に取り入れることを意識すると良いでしょう。主にメカブやコンブ、長ネギ、海苔等の海藻類のほか、椎茸などのきのこ類に多く含まるβ–グルカンがマクロファージの働きを活発化させます。

さらに、免疫力アップに欠かせないのが腸内環境を整えること!

上記で触れた免疫細胞の多くは腸内に存在しているため、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると、それら免疫細動の働きも低下してしまうことは言うまでもありません。善玉菌には免疫細胞を活性化する作用もありますので、ヨーグルトや納豆などに多く含まれるビフィズス菌などの善玉菌を増やすことで、便秘解消はもちろん免疫力アップにもつながります。

いかがでしたでしょうか?

普段の生活を普通に送るだけでも、疲労やストレスといった免疫低下の要因にさらされてしまうのが一般的。特に風邪をひきやすい秋冬シーズンにおいては、そうしたリスクを意識して、常日ごろから免疫力を高めることを心掛けることが大切なのです。

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