ワーキングママは常に寝不足?!効率良く質の良い睡眠をとるコツ
熟睡できない?!ワーキングマザー特有の睡眠の悩み
仕事や家事・育児と、多忙なスケジュールをこなすワーキングママ。
日中は仕事、夜は家事と、朝から晩まで働き続けるワーキングママたちは、十分な睡眠をとれていない人も多く、常に寝不足気味という場合があります。
・朝起きるのがつらい
・日中にボーっとしてしまう
・慢性的な頭痛に悩まされる
などなど・・・
そんな悩みの原因のひとつに、慢性的な睡眠不足が挙げられるのです。
ワーキングママの睡眠不足の主な原因は、
・そもそも十分な睡眠時間が取れていない
・眠りが浅く熟睡できていない
といった点が挙げられ、それなりに睡眠時間は取れてたとしても、「よく眠れた~」といった満足のいく良質な睡眠が取れていない方が多い傾向にあります。
子供が生まれる前は熟睡できていたのに・・・
という方も多いかもしれませんが、ワーキングママのタスクは、仕事や家事に加えて育児など数えきれないほど多いため、どうしても睡眠時間を削られたり、夜中に子供に起こされたりと、
良質な睡眠を取る環境を整えるのが難しい
というのが実情です。
・毎日の家事で精神的に余裕がない
・子供が夜中に起きてしまう
・仕事のストレスや悩みが多い
などを背景に、心身共に入眠体勢に入れないことが慢性的な寝不足につながってしまいます。過去記事「▼眠れない方へ!試して欲しい「寝る前・簡単ストレッチ」でもご紹介しておりますが、
自分ではしっかりと寝ているつもりなのに・・・
たとえ、布団のなかで横になっている時間は確保できていたとしても、上記のようにメンタル面などで眠りに入る状態になっていなければ、熟睡はおろか、身体の疲れも十分に回復することができず、
生活の質そのものが低下してしまう恐れ
もあるのです。
そこで今回は、ワーキングママのための「効率良く・質の良い睡眠をとるコツ」と称して、ワーキングママならではの睡眠テクニックや、睡眠時間を確保するための家事の時短のコツなどをご紹介していきます。
特に小さなお子様がいるご家庭においては、
分かっているけどなかなか熟睡できない
というのが現実。
ただし、睡眠不足をこのままにしておくと、ストレスの増加や集中力の低下、ご自身の健康そのものを損ねてしまう可能性もありますので、しっかりと良質な睡眠が取れるよう、生活習慣の改善なども心掛けていきましょう!
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ワーキングママの睡眠時間はどれくらい?
気持ちよく目覚められたら、家事も育児も仕事もぜんぶ頑張れるのに~!
と、叫びたくなることもあるかもしれませんが、日々忙しく動く全国のワーキングママは、一体どれくらいの睡眠時間を確保できているのでしょうか?
ここでは、ワーキングママの睡眠時間例と生活スタイルを共に見ていきましょう。
≪5時間程度が睡眠時間の生活≫
例)深夜0時~1時前後に就寝 → 朝5時~6時起床
小中学生のお子様がいるご家庭に多い傾向にありますが、子供が寝たあとから家事や仕事を行い、お風呂に入ってから就寝。朝は子供の学校や部活の朝練があるため、朝早くから起きてお弁当・朝食作りなどを行う。
≪6時間程度の睡眠時間≫
例)23~0時前後に就寝 → 朝6時前後に起床
またお子様が小さい場合は、21~22時ごろまでに寝かしつけることが多いので、その後に家事を行ったり、自分の時間もある程度取れる。ただし、子供が夜中に起きてしまう頻度も高い。
≪7時間程度の睡眠時間≫
例)22~23時前後に就寝 → 朝6時前後に起床
子供を寝かしつけつつ自分も一緒に寝てしまい、夜中に目が覚めてしまうケース。
横になっている時間は確保できていても、寝る体勢が整っていないため脳は休まっていない。過去記事「▼寝不足だけじゃない!取れない疲れや慢性的なだるさの原因と対策」でもご紹介しているように脳疲労の状態に陥りやすい。
ワーキングママは寝不足気味の人が多い一方で、おおよそ6~7時間程度の睡眠時間は確保できている人も多く、自分自身で寝不足だと自覚していない方も多い傾向にあります。なかには、毎日5時間以下の睡眠時間でも元気に過ごせるショートスリーパータイプの方もいるかもしれませんが、慢性的な寝不足は、
・自立神経の乱れ
・髪の毛や肌トラブル
・高血圧や糖尿病の原因
などを招くリスクもありますので、週に何度かはしっかりと睡眠時間が取れるような生活習慣に改善していく必要があります。もちろん現代社会においては、たまの短い睡眠時間は致し方ありませんが、通勤時間やお昼休みのちょっとした隙間時間を活用して、
昼寝をするなどして脳の疲労回復を心掛ける
ようにすると良いでしょう。
ちなみに、子供の成長と共に睡眠時間を確保できると思っている方も多いようですが、子供が中高学年ともなると活動時間も早くなり、子供を起こしたり、お弁当作りであったりと、これまで以上に忙しくなるのが定番
そして自らの加齢によっても眠りが浅くなる
という傾向にありますので(個人差こそありますが)、基本的に子供の成長とご自身の熟睡環境は、反比例だと考えておいた方がよいかもしれません。そして、毎日の仕事や家事に追われることで、精神的に余裕がなくなってしまうと余計に眠れなくなってしまいます。
私は何のために働いているの?!
などとネガティブに捉えてしまう心理状態は、赤信号の一歩手前と言っても過言ではありません。一旦立ち止まって生活習慣や仕事環境を見直したり、ご夫婦で協力し合えるような環境を作ったりと、一人で悩まずにみんなで協力してもらえるよう、家族に相談してみるのも良いでしょう。
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では、ワーキングママが熟睡できる環境を整えるにはどのようにしたら良いのでしょうか?
仕事に家事・育児と、ぎっしりとタスクが埋まっている全国のワーキングママ達ですが、よい睡眠を取るために様々な工夫をしているのも事実。今回は、そんな工夫の数々を幾つかご紹介いたします。
≪家事の時間を削減≫
食洗器やロボット掃除機など、家事をサポートしてくれる優秀な家電を活用したり、食材はネットスーパーに任せて買い物に行く回数を減らしたりすることで
徹底的に時短を図る!
特に家事負担として大きい毎日の食事の支度については、定期的にデリバリーを活用したり、スーパーでも売られている食材キットなどを活用することで「今日は何を作ろうかな~」と悩むことも減るので、多忙を極めるワーキングママには最適。
もちろん、家事代行サービスなどを利用するのもアリですが、その分コストが掛かってしまい「何のために外で仕事してるのかしら?」というネガティブな思考に陥りやすいので、生活コストを抑えるためにも便利な最新家電やデリバリーサービスなどを
積極活用すると良いでしょう。
≪家事を朝型に変更≫
帰宅したら夕飯を支度し、食後は洗い物、それが済めば洗濯物を片付けて・・・、といった具合に、仕事帰りの夜の時間帯は家事のタスクが大量にあります。
ですが、これらタスクを夜にすべて行うのではなく、
少し早起きして行うようにする
と、効率よく家事を行うことができる!と考えるワーキングママも多くいるのです。
子供を寝かしつけた後に家事をする場合、自分が眠くなってしまい家事が捗らないこともあるでしょう。ここは割り切って子供と一緒に眠って、翌朝早起きする習慣がつけば、熟睡できることはもちろん、作業効率もアップして結果的に自分時間を確保することもできるようになります。
その他にも
1、子供を早めに寝かしつけて夜のうちに翌朝の準備をしておく
そうすることで心に余裕が生まれ、リラックス状態で就寝することができる
2、包丁やまな板を使わなくて済む料理を徹底する
洗い物を少しでも減らすための涙ぐましい努力。冷蔵庫には常に常備菜を用意しておくなど
3、時間がなくとも入浴の時間はしっかりと取る
入浴によって子供の寝付きが良くなるほか、自分自身のストレス解消にもつながり熟睡しやすくなる
いずれにせよ、時間に追われて気持ちに余裕がなくなると、何もかもうまくいかなくなってしまいますので、熟睡できる環境を整えるためには
家事の時間をいかに短縮するかがポイント!
という点を心がけ、日々の生活行動を見直してみると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
子供がいるから熟睡できないのは当然と思っている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとも限らないのです。熟睡するための秘訣は、家事時短によって睡眠時間を確保すること、そして時間に余裕が生まれることで
気持ち的にも余裕が持てるようになること
良質な睡眠や熟睡できる環境作りには、心理的要素も絡んでくることを忘れないようにしましょう。