一人暮らしや忙しいワーママにオススメの野菜不足解消法
健康より時短・コスパが優先になる現代社会の課題
みなさん、普段から十分と言えるほど野菜を食べていますか?
厚生労働省が実施する健康調査によると、1日あたりの野菜摂取量目標350gに対し、男女問わず
全世代でその目標値を下回っているのが現実
ということは、過去記事「▼野菜不足と言われるけど実際にどのくらい不足してるか検証してみた」でもご紹介したとおりです。
特に20代~50代といった働き盛り世代においては、その平均値は260g~280gと、野菜の摂取不足が顕著。「健康維持のためにも野菜食べなきゃ」と理解はしつつも、現実的にはあまり食べれていないという状況が浮き彫りとなっております。
※出典:厚生労働省・e-ヘルスネット「野菜、食べていますか?」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html
もちろん、20代~30代前半の世代においては、まだそれほど健康に対する意識が低く、栄養バランスを考えた食生活というより、お財布事情や手軽さなどが優先事項となってしまうのは致し方ないのですが、特に
一人暮らしの方やフルタイムで働くワーママなど
は年齢問わずその傾向が顕著であることから、この記事をきっかけに「野菜不足を起因とする健康リスク」や「食事の質の改善」という点を心掛けるきっかけにしていただきたいと思います。
なお、野菜不足の改善においては、まず原因を知ることが大切
若い世代の野菜不足においては、
・調理の手間やそもそも調理をしない
・一人暮らしで金銭面で生活を切り詰めている
・お肉やジャンクフードを好み野菜が嫌い
などが挙げられます。
一方、40~50代くらいになると、ある程度金銭面にも余裕が生まれるほか、体質的に脂っこい食べ物が受け付けられなくなる、必然的に野菜の量が増えてくるため、50代以降は野菜の摂取量が増える傾向にあります。
このような形で、野菜不足となってしまう根本原因を探り、
その課題をどのように解決していくか?
今回の記事では、そんな野菜不足世代にフォーカスし、その解消法についてご紹介していきます。
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多くの方が感じている「野菜不足をどう解消するか?」という課題。
野菜不足によって、実際の生活においても便秘気味になったり、便秘が招く肌荒れなどの代謝不良や生活習慣病など、個人差こそありますが何らかの不調を抱えている人も少なくありません。
野菜不足が引き起こす体の変調については、「▼あまり実感の沸かない野菜不足は体に症状や悪影響が出るもの?」でもご紹介していますので、あわせて参考にしていただきたいのですが、多くの方が「野菜を積極的に食べなきゃ・・・」と思っている一方、
分かっているけどなかなか習慣化できない
というのが野菜不足の根本的な問題。
また、日本語的には「野菜不足」と一括りで表現されますが、野菜と言ってもたくさんの種類があって
実際にどの野菜をどの程度食べればいいのか分からない
という心理も野菜不足の一因であると言えるでしょう。
野菜から取れる主な栄養素は、
・ビタミン類
・ミネラル
・アミノ酸
・食物繊維
などが代表的な栄養素となり、特に近年不足しがちな成分が便秘の主要因となる「食物繊維」です。多くの方は「サラダくらいは毎日食べている」という方も多いかもしれませんが、
サラダに使われる野菜の多くは食物繊維が少ない
ため、毎日サラダを食べているからと言って「自分は野菜を十分に摂っている」と勘違いしないよう気を付ける必要があります。また、「そもそも野菜全般的に味が嫌いで食べない」という方は、野菜の味に慣れるまでは
栄養価の高い野菜を中心に摂っていく
という方法も効率的です。
多彩な栄養素を含む栄養価の高い野菜を幾つかピックアップすると
・ほうれん草
・ブロッコリー
・小松菜
・大根の葉
・シソ
・春菊
これら野菜を煮たり、炒めたり、蒸したりのアレンジで美味しく食べることができれば、野菜の味が苦手という方もある程度野菜不足解消の足しになるかもしれません。もちろん、野菜も
様々な種類をバランス良く摂ることが重要
であることは言うまでもありませんが、嫌いだからと言って何も食べないというのは論外。年齢を重ねるほど、野菜摂取の重要性が増してきますので、好き嫌いせず毎日食べるよう心掛けましょう。
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野菜不足を解消するための対策については、上記である程度理解できましたが、いかに栄養価の高い野菜を効率的に食べるといっても
野菜を買わなきゃいけないし調理もしなきゃいけない
というのが現実。
一人暮らしの学生や未婚の社会人、共働き夫婦やシングルマザーなどにとってはそれなりにハードルが高いというのが実情です。また、共働き夫婦以外の世帯では、お財布事情も考慮しなければならないほど、野菜は決して安いものではありません。
・習慣化したくても生野菜は毎日買えない、
・栄養バランスより食費や家計を考えちゃう
・調理などの家事まで気が回らない
そこでご紹介したいのが、
少しでも安く野菜を購入するテクニック
まぁ、テクニックと言ってしまうと少々大げさかもしれませんが、こうした心がけも野菜不足の解消につながることは言うまでもありませんので、一つの参考として覚えておくようにしましょう。
≪少しでも野菜を安く買う方法≫
1,自宅の近くの農家や畑などに直売所がないか?
2,近所は通勤圏内に「道の駅」や「農協」はないか?
3,近所に業務用スーパーはないか
4,訳あり野菜専門店などの通販を活用する
特に狙い目は、農家さんの畑の直売所や道の駅で、生産者からの直接提供される野菜となるため、スーパーで並ぶキレイな野菜とは異なり、見た目が悪かったりする場合もありますが、
そのぶん値段が安かったりサイズが大きかったり
というのが当たり前。
仮に、一度に買わなければならない量が多かったとしても、野菜の多くは冷凍しても栄養素が損なわれることがほとんどないので、冷凍保存しておけばいつでも食べられるのです。
調理が面倒な方は、解凍した野菜を鍋にしてしまえば、お湯に入れるだけの簡単・時短レシピ。ポン酢などで食べてもよし、キムチ鍋にしても良し、野菜がたっぷり食べられるほか、上記でご紹介した
栄養価の高い春菊や小松菜などはお鍋との相性が抜群
手間入らずでお財布にも優しい野菜の摂り方の代表でもありますので、まずは家計に影響しない範囲で安く野菜をゲットして、それを普段の食生活に取り入れることから始めてみましょう。
いかがでしたでしょうか?
昨今では物価上昇が深刻化して、野菜を含めたあらゆるモノの値段が上がっている状況ではありますが、
健康あっての日常生活
ですので、健康を維持するためにも必要最低限の野菜は摂るような習慣を早めに身につけるようにしましょう。
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