膝痛の原因がホルモンバランスの乱れ?!更年期と膝痛の関係性

更年期かな?アラフィフ前後の体調変化と膝痛の関係性

更年期かな?アラフィフ前後の体調変化と膝痛の関係性

個人差こそあれど、40代以降ともなると老化による体の変化が見られるようになり、徐々に加齢に伴う機能低下を実感し始める年代ではあります。人によっては白髪が目立つようになったり、人によっては老眼が進行したりと、さまざまな老化現象が見られるようになりますが、

そんな老化現象のひとつでもある関節痛

なかでも「膝痛」においては、腰痛と並んで不自由さや痛みも激しく、生活の質をも低下させる可能性のある厄介な症状。これまで、当「Re:コラム」でも様々な視点・観点で、この膝痛や対策についてご紹介してきましたが、今回取り上げる膝痛は

更年期による膝痛

についてフォーカスしていきます。

一見、「更年期と膝痛って何か関係あるの?」と思われがちで、中高年からの膝痛の原因においては、過去記事「▼生活に支障をきたす膝の痛みの原因と日常的に取れる対策」でもご紹介しておりますが、

・運動不足による筋力低下
・運動過多による軟骨のすり減り
・ストレスやメンタル不調
 など

が挙げられる一方、特に40代後半から50代女性に多いのが更年期による膝痛です。
その年代ともなると、膝痛も「歳だから仕方ない」といった具合に加齢のせいにしてしまいがちですが、特に運動不足でもなければ、運動過多でもないといった状況のなかでの慢性的な膝痛は、

精神的に削られて日常生活に支障をきたす

ことも珍しくないため、やはり早めに整形外科などでMRIを撮って原因を調べる必要があります。更年期による膝痛の詳細やメカニズムについては後述しますが、更年期特有のホルモンバランスの変化、特に

女性ホルモン「エストロゲン」の減少が原因

で膝痛を引き起こすため、場合によっては

・安静にしていても痛みが引かない
・逆に筋力強化しても状況が変わらない

なんてことも起こりうるので、このホルモンバランスの変化による膝痛を知っておくだけでも、解決の糸口になるかもしれません。

膝痛は必ずしも筋力だけの要因ではなく、そして心理的要因だけでもないため、なおさら厄介な症状なのかもしれませんが、中高年からの膝痛対策のなかでも、特に女性は避けることが難しいホルモンバランスの変化に、どのように対応していくべきかをこの記事で身につけていきましょう。

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中高年からの膝痛原因に多い「変形性膝関節症」などは、長期的に膝関節の軟骨の擦り減ることで起こるため、体重や運動量・筋量などによって個人差はありますが、言わば避けられない部分でもあります。

一方、女性における更年期による膝痛の主な原因は

閉経に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下

で、このエストロゲンは関節の軟骨成分でもある

コラーゲンの合成を促進する働きがある

ため、閉経によってエストロゲンの分泌量が減少することで、軟骨が作られにくくなるというのが基本的なメカニズムになります。また、エストロゲン自体が

関節の炎症を抑えて痛みを軽減させる効果

があるため、エストロゲンが減少することで痛みを余計に感じやすくなる場合もあります。更年期特有の症状として挙げられる関節痛は膝に限らず、手や肘、腰など全身の関節や体の節々が痛むといった症状も女性に多い傾向にあります。

閉経が近づくのに伴い、エストロゲンが減少することで起こる体の変化においては

・頻尿
・いびきや口臭
・甲状腺機能の低下
・閉経期高血圧
・ストレスを感じやすくなる

などなど、ややネガティブさを感じる体の変化ではありますが、膝痛も含めた関節痛もまた、更年期女性特有の症状だということを認識しておきましょう。ただし、膝痛が更年期症状だからと言っても、

痛みを悪化させるような環境や生活習慣は改善する必要

があることは言うまでもありません。

筋力低下や運動器の機能低下に伴って肥満が起こりやすくなり、膝や腰への負担が増えて変形性膝関節症や変形性腰椎症を引き起こす可能性もありますし、

慢性的な関節痛はストレスに直結

して、自律神経が乱れるだけでなく、免疫が低下したり、関節リウマチといった別の関節疾患の原因となるケースもあります。膝痛のほか、関節痛によって日常生活の質そのものが低下してしまう可能性もありますので、痛みと向き合ってできる限りの対策を講じていく前向きな気持ちも大切です。

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更年期の女性ホルモン低下に伴う膝痛の対処法については、加齢症状ということもありますので、直接的な治療法というのが存在しません。これまで当Re:コラムでもご紹介してきたとおり、膝痛は

・下肢筋肉を動かして筋力を増やす
・関節を温めて血流を良くする

といった対症療法が一般的です。

もちろん、体内でのエストロゲンの産生を増やすこともできませんが、大豆イソフラボンやエクオールといったエストロゲンに似た働きの成分を摂取することも有効だとされています。

膝痛対策における筋肉強化の方法や、自身の筋量計算については、リフレ公式サイト「▼膝への負担を考慮した習慣化したい運動の種類」でも紹介していますので、まずはご自身の現状を把握するところから始められるのが良いでしょう。その他、リフレ公式サイト「膝痛特集」では、膝痛軽減におすすめなトレーニング方法や関節に良い食習慣など、膝痛の対処法を様々な観点で解説しています。

また、食生活という点においては、上記のとおり

エストロゲンの減少を食事で賄うことはできません

が、エストロゲンの働きに似た成分の摂取も心がけたいところ。
その代表的な成分が大豆イソフラボンエクオールとなり、豆乳や豆腐に多く含まれる大豆イソフラボンは、

植物性エストロゲン

とも呼ばれ、分子構造がエストロゲンに似ており、エストロゲンに似た作用を生じることが明らかになっています。

出典:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html

更年期要因以外の膝痛であっても、基本的には膝への負担が少ないウォーキングや水泳などの運動で

下肢筋力を強化して膝関節への負担を軽減する

というのが基本的な考え方となり、さらに更年期症状による関節痛であれば、大豆イソフラボンエクオールといった成分を多く含む食品・食材を習慣的に摂ることが肝要です。また、就寝前の入浴によって緊張を和らげ、軽くストレッチすることも筋肉の柔軟性を維持できるほか、

ストレス解消や睡眠の質の向上

にもつながりますので、「適度な運動・大豆製品の食事・ストレス緩和」の3つを軸に、更年期からの膝痛対策として習慣化できるようにしたいところ。更年期女性による体の変化は、肉体的に辛いだけでなく、精神的にもめげやすい側面がありますので、できればご家族の理解・サポートも得ながら、前向きに取り組んでいくことを心がけましょう。

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