ワクチンは免疫のタネ、土は自分の身体!

こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。

ついに私の使い捨てマスクの残りがわずかとなり、それを洗濯しながら使い回しているこの頃です。何回かこのコラムで書きましたが、私には咳ぜんそくの持病があります。

検査で菌やアレルギーが見つからないことから、これまで人前で咳をしても気にしていませんでした。しかし、今はたとえマスクをしていても、咳に無頓着ではいられません。特に電車内で咳こまないように、あらかじめ漢方薬を飲み、のど飴を舐めて、それはそれは気を遣っています。隣で派手なクシャミをした乗客(たぶん花粉症)に同情の視線を送りながら…じっと咳をこらえています。

このマスク不足の原因は、言わずもがなパンデミック(世界的な大流行)となった新型コロナウイルス。1日も早いワクチンの開発が待ち望まれていますので、今回は免疫とワクチンについてお話しましょう。

免疫とは、ウイルスや菌などの病原体から身体を守る働きのことです。自然免疫と獲得免疫があり、二つはお互いに助け合って力を発揮しています。自然免疫は生まれつき備わっている免疫で、いろいろな病原体に無差別の対応ができます。一方、獲得免疫は生きていく段階で病気に感染して、それに打ち勝つことで得られる免疫です。はしかや風疹、おたふく風邪などは、1回病気にかかるとそのあとに強力な免疫ができることで、同じ病気にかかりにくくなります。当然、獲得免疫のほうが自然免疫よりも病原体と戦う力が優れています。しかも現代では、たとえ病気にかからなくともワクチンの予防接種で免疫を獲得できます。

ワクチンは、病原体を弱く変化させたものです。体の中に入ると、本人さえ気付かないような軽い病症でも自然にかかったものと同じくらいの免疫を獲得し、それによって病気にかかりにくくなります。語源はドイツ語で、免疫を作るタネという意味です。「予防接種」に「種(タネ)」という漢字が使われていることにも納得です。

そしてタネを育てるのは、自分の身体です。ですからタネをまくその日が来るまでは、健康の三原則①バランス良い食事②充分な休息③適度な運動で、丈夫な土壌を準備しておきましょう!

例年よりもずっと暖かく、リフレのある埼玉県上尾市でも桜の開花を迎えました。小学生の黄色の帽子が消えた通学路にも、花びらが静かに舞い落ちてきます。新学期を迎える頃には元気な子供たちの声が響いて欲しいと、心から願っています。

リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子
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