アベノミクスから始まり、勢いに乗る機能性表示食品!

こんにちは。リフレ健康食品相談窓口の岡﨑です。

皆様はスーパーでミカンやバナナ、魚、ノンアルコール飲料にも機能性表示食品と表記してあるのを目にして、「あれっ?」と思ったことはありませんか。

サプリメントに表記されることの多かった機能性表示食品は、今や生鮮食品やコンビニのお菓子にも付いていて、私もちょっと驚きながら、職業がら細部までしっかりチェックしています。

スーパーに並ぶ機能性表示食品

この機能性表示食品制度は、安倍前総理のアベノミクス「三本の矢」における「民間投資を喚起する成長戦略」の1つでした。

そこには、

・年間40兆円を超えるほど増大した国民医療費対策として、病気になる前に自分で健康管理するために食品を活用する
・健康食品だけでなく、さまざまな農作物や加工食品も視野に入れて経済を発展させ、ひいてはTPP(環太平洋経済連携協定)で混乱しそうな日本企業を守る

といった医療費削減と経済活性化という2つの目的がありました。
こうして2015年4月より機能性表示食品制度がスタートしました。

当時の私は、首都圏のドラックストアを回って機能性表示食品とはどういうものかを説明していました。

この制度が始まる前は、「何に良いのか」という機能性を表示できる食品は、栄養機能食品(ビタミン・ミネラル)と、国が許可した特定保健用食品(トクホ)の2種類のみでした。

機能性表示食品は、事業者の責任で科学的根拠に基づく機能性を表示した3番目の食品です。
これには消費者庁への届け出が必要であり、食品であればサプリメント、生鮮食品、加工食品など何でもOKです。

その内容は、最終製品を用いた臨床試験か機能性成分に関する研究レビューのどちらかと、
さらに安全性評価、品質管理、健康被害の情報収集体制などを整えて届け出ます。

以来5年半、機能性表示食品は2020年9月までに約3300件の届け出があり、3000億円市場にまで成長しました。
経年と共に撤回やリニューアルした商品もあり、現在は約1400件が販売中です。

リフレの機能性表示食品第1号は、2015年10月に販売された「ブルーベリー&ルテイン」です。

時を同じくして私もリフレに入社し、商品説明や健康被害の収集などに携わってきました。
現在販売中の機能性表示食品は10件。
そして10月には機能性表示食品「ひざのみかた」が新発売されます。

コロナ禍の中で健康に対する関心は高まり、機能性表示食品はさらに伸び続けるでしょう。

かなり先になるかもしれませんが、この栄養機能食品、特定保健用食品、機能性表示食品といった3つの区別はなくなり、保健機能食品として1つになる、と私は思っています。

リフレ健康相談窓口 管理栄養士・登録販売者 NR・サプリメントアドバイザー
岡﨑登希子

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