冬の節電要請~暖房を使わない寒さ対策・節電アイデアあれこれ

暖房を使わない寒さ対策・節電アイデアあれこれ

家計の負担増は必至!電力各社軒並み3割前後の値上げ!

引き続きコロナ禍による生活様式の変化が影響するなか、2022年はロシアによるウクライナ侵攻なども含め、世界的に不安定な情勢が強いられています。なかでも急激に進行しているのが物価上昇。あらゆる物の価格が高騰し、急激なインフレが進行するなか、各国インフレ抑制に躍起になっている状況です。

日本国内においても、物価上昇という流れの影響が出始めておりますが、なかでも家計に直撃しているのが

燃料代の高騰による電気代などの光熱費の高騰

もちろん、車を運転する方ならガソリン代などの燃料費も負担増に直結する部分ではありますが、ライフランとなる電気代の高騰においては、生活の質の低下に直結しますので、死活問題と言っても過言ではありません。

特にこれから先の寒さの厳しい季節。
例年2月は電力消費が最も大きくなる時期ではありますが、

電力各社とも3割程度の値上げ

が確定的であることから、今のうちから節電意識を高めておくことは必至。

3割値上げというと、一般家庭における平均的な1か月の電気代15,000~20,000円が、毎月概ね5,000~6,000円前後値上がりすることになると考えると、嫌でも節約しなければならない状況であることは説明の余地がありません。

1年で約60,000円強の負担増と考えるとゾッとしますね・・・

そこで今回は、そんな電気代の高騰に対応すべく、

暖房を使わない冬の寒さ対策・節電アイデアあれこれ

についてご紹介いたします。
電力各社の電気代値上げは2023年4月からの予定ですが、

暖房使用が増える1~3月は1年の中で最も電力消費が増える時期

政府からの節電要請も含め、今後恒常的な節電対策を行うことで家計負担の軽減はもちろん、燃料消費の軽減にもつながります。また、地球環境の改善という観点でも節電は国民の課題とも言えますので、

節電を意識しつつ冬の寒さを軽減する

そんな生活の知恵を身につけておくと良いでしょう。

この記事では、暖房を使わない様々な寒さ対策や電気代を軽減すべく節電アイデアについてフォーカスしていきます。

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今後も続く値上げ機運~節電を根本から見直すタイミング

節電を根本から見直すタイミング

さて、2023年4月からの電気代値上げは、日本の電力会社の多くがすでに経済産業省に申請しており、家計負担増待ったなし!という状況になりつつあります。もちろん、世界的な情勢を踏まえても、

・値上がりされた電気代が値下げされる可能性は低く
・家計の負担増はそのまま恒常的に継続される

と予想されますので、個人としてできることとしては

使う電力量を減らす

ということくらいしかないので、今から節電意識と知識を高めて、月の電気代を少しでも減らす努力をすることが家計にとっても賢明なのです。とは言え

実際にどうすれば電力消費量を減らすことできるの?

「電気代の節約」ってよく聞くけど、実際に何をすれば良いか意外と見えにくいのも事実。また、昨今の家庭は、オール電化など電化製品化が進んでおり、総務省の統計データでは、平成20年の1~3月の光熱費における電気代の占める割合は、

平成元年に比べ6割程度増加している

※出典:冬の光熱費 – 総務省統計局
https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/21_2.pdf

と考えると、逆に節電による家計負担の軽減の余地が大きく残されていると捉えることができるのです。言うまでもなく、寒さの厳しい地域ほど電力消費量が多く、言うまでもなく暖房費の負担増が大きいことが窺えますが、

節電の基本は電気を使用しない
もしくは機能を弱める

ことにありますので、特に暖を取る暖房器具においては、設定温度を1℃下げたり、省エネタイプの暖房器具に買い替える、電気を使用しない石油ストーブなどを使用する、といった対策が基本方策となります。

家庭で消費される電力の内訳については

・エアコン
・照明器具
・テレビ&パソコン
・冷蔵庫

で大半を占めるほか、そのほかにも電気ケトルでお湯を沸かす頻度が高かったり、常時暖められている電気便座なども意外と消費電力が大きい家電のひとつです。暮らしを快適にする家電アイテムが増えつつある昨今の家庭において、節電は大きな課題と言えますが、

電気代を節約しつつ寒さを抑えた快適な空間

をテーマに、次の章ではその具体的な方法やアイデアについて取り上げていきましょう!

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電気代を徹底節約!暖房を使わない寒さ対策と節電アイデア

暖房を使わない寒さ対策と節電アイデア

近年のエアコンは、消費電力も抑えられた省エネタイプが多い傾向にありますが、やはり真冬の室温(10℃前後)を快適な温度(25℃前後)まで暖めるとなると、それなりに電力を消費することは言うまでもありません。

まず、電気代を節約するための大前提として

1,待機電力を減らす
テレビやパソコンは、使用していないときはプラグを抜くなどの工夫をしましょう。何も映っていなくても電力を消費しています。

2、不要な照明は切る
冬は何かと室内を明るくしたい気持ちになりますが、不要な照明は切りましょう。また、LED照明など消費電力の少ない照明に替えるのも効果的です。

3,冷蔵庫の設定を弱める
寒い冬は食材の痛みも遅いので、冷蔵設定を「強から中」「中から低」に下げるなどの工夫をしましょう。

上記は一例ではありますが、上記とは異なり「暖房の節約」においては、

寒さによって体調を崩す可能性もある

ため、無理のない範囲で行うことが肝要。

暖房による室内温度の設定については、設定温度を1℃下げるだけで約10%もの節電効果がある(外気や室内環境によりますが)と言われておりますが、それによって体調を崩してしまっては元も子もありません。

また、環境省が推奨するウォームビズにおける室内設定温度目安は20℃となりますが、さすがに20℃では肌寒く感じてしまうのも事実。20℃設定でも過ごしやすい空間を作るうえで工夫したいポイントを幾つかご紹介いたします。

1、外気に面するガラス戸は厚手のカーテンに取り替える
手軽さ:★★★★☆
効果:★★★★★

環境省も推奨する最もお手軽な冬の節電方法のひとつ。
断熱効果のあるカーテンを使って部屋の暖気を逃げにくくすると同時に、ガラス戸からの冷気もある程度遮断してくれます。

2、エアコンのフィルター清掃
手軽さ:★★★☆☆
効果:★★★★☆

シーズンごとに掃除をされるご家庭は多いのですが、2~3週間に一度のサイクルでエアコンのフィルターを掃除するだけで消費電力を抑えることができます。

3、室内洗濯物を干したりして湿度を高めに
手軽さ:★★★★☆
効果:★★★★★

乾燥する冬は、室内の湿度を高めにすることで体感温度を上げる(夏でいう「蒸し暑い」状態)ことができ、エアコンの設定温度を下げることができます。

4、複数の暖房器具を使い分ける
手軽さ:★★★☆☆
効果:★★★★☆

冬は外気温との差が大きいため、暖房の付け始めなどに多くの電気を使用してしまいます。部屋が冷え切っている状態では石油ストーブをつけ、部屋がある程度温まってから暖房を自動運転にすると、暖かな状態が保たれつつ、消費電力も抑えられます。

5、部屋着にフリースなどの起毛系ウェアを着る
手軽さ:★★★★★
効果:★★★★★

室内温度を低く設定するなら、保温効果の高い部屋着の着用がマスト!
アウトドア用の保温効果の高いインナーを着たり、パーカーやフリースなどのアウターも裏起毛のものであれば、室内温度が20℃前後でもある程度寒さを軽減することができます。靴下なども組み合わせると一段と暖かさを保つことができます。

6、契約アンペアを下げる
手軽さ:★★☆☆☆
効果:★★★☆☆

契約アンペア数によって、基本料金が異なるのはご承知のとおり。
当然アンペア数が少ないほど節約になり、必然的に家電の使用時間も少なくなる傾向にあります。ただし、忙しい朝の時間に限ってブレーカーが落ちたりと多少のデメリットはありますが、節電意識は高まりやすくなります。

その他にも数々の節電アイデアはありますが、ご家族全員がそれぞれの部屋で、

それぞれ暖房器具を使ってしまうのが一番非効率

ではありますので、そういう観点では家族総出で取り組まなければならないのがこの節電対策です。今後ますます電気代含めた光熱費が高騰していく可能性があることから、今のうちに可能な限りの対策は取っておきたいところかもしれません。

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