妻のいびきが耐えられない!女性のいびきの原因とは

妻のいびきが耐えられない!女性のいびきの原因とは

百年の恋も冷める?!近年増加する「女性のいびき」

これまで当「Re:」コラムでも多数取り上げてきた、就寝中の生理現象のひとつでもある“いびき“。いびきをかく本人にはまったく自覚がなく、また意識のない睡眠中における症状ということもあり、

・指摘されないとわかりにくい
・治そうと思っても治しにくい
・他人に与える悪影響が大きい

といった特徴のあるのはご承知のとおりです。

いびきをかく原因については、過去記事「▼いびきで分かる?!身体の疲れやストレスのバロメーター」でも取り上げましたが、

・単発的な疲れや飲酒などが要因となる「散発性いびき」
・肥満や甲状腺機能の低下などを要因とする「習慣性いびき」

主にこの2つに分類されることをご紹介いたしました。

いびきをかく人のイメージというと、「中年太りのオジサマ」を想像する方が多いなか、近年では肥満を原因としたいびきだけでなく、加齢を背景とした甲状腺機能の低下など

更年期前後の女性

もまた、いびきをかきやすい世代としてイメージが定着しつつあるのです。

女性でもそんなにいびきをかく人が多いの?!

と意外に思われる方も多く、夫婦間においては妻のいびきで眠れなくて困っている、いびきのせいで離婚まで考えいる・・・といった深刻な問題にまで発展するケースも決して珍しくないのです。

もちろん、いびきは加齢や更年期だけが要因ではなく

日々の悩みやストレス

といったメンタル面での要因も考えられるので、その要因となる「ご家庭でのストレスなどを取り除いてあげる必要がある」という観点では、決して妻・女性側だけの問題ではなく、

ご家庭全体で取り組む問題

という点を理解する必要があります。

そこで今回は、ご家庭内における妻のいびきにフォーカスし、そのメカニズムや原因となるメンタル面での要素についてご紹介していきます。

男性は許容されやすいのに、なんで女性のいびきはダメなの?!!

たしかにそのとおりですね・・・

ただ、いびき自体はSAS(睡眠時無呼吸症候群)などの原因となりますので、健康リスクという点では、いびきをかかないに越したことはないのです。今回は、そんな妻のいびきを軽減するための、日常生活の心がけについてご紹介いたします。

▼関連記事
中高年女性に多い更年期からのいびきと甲状腺機能の関連性

女性のいびき対する先入観とイメージギャップ

女性のいびき対する先入観とイメージギャップ

今や、50代の2人に1人がかくと言われるいびき。

女性においては、50代前後の更年期前後にいびきをかきやすくなるということは、これまでも取り上げてきたとおりで、加齢による喉周辺の筋力低下、そして閉経によるホルモンバランスの変化など、

中高年の女性なら誰でもいびきをかく可能性がある

ということを認識しておく必要があります。

もちろん、不規則な生活や食生活の乱れなどを背景に肥満気味である場合や、習慣的に飲酒や喫煙をしている場合などは、男性と同様に女性にも要因があるかもしれませんが、

更年期によるホルモンバランスの変化

という点は、男性にはちょっと理解しにくい部分。さらに、

女性が大口開けていびきをかくなんて・・・

といった勝手な先入観やギャップが、さらに妻に対するイメージを悪化させる要因のひとつになっているのです。そして、さらに女性のいびきをかきやすくする要因として挙げられるのがストレス。

夫婦間においては、妻が専業主婦であったり共働きであったりと、それぞれのご家庭で様々な生活スタイルがあると思いますが、男性側からすれば

仕事をしてない妻にそんなストレスないでしょ?

と思われますが、男性が年齢と共に責任あるポジションになっていくのと同時に、家庭における妻においても、子供が大きくなって進学の問題に直面したり、子供の扱いが難しくなったりと

男性と同等のストレスにさいなまれている

のです。

また、夫にはある程度自由な時間があるのに、妻にはストレスを解消する時間がないという傾向にあるのも事実。女性のいびきの要因については、女性特有のホルモンバランスの変化のほか、

生活環境に起因するストレス要因

なども大きく影響しているということを考慮しなければなりません。

夫婦それぞれ立場は違えど、互いを理解し合って協力することで、いびきの要因を減らしていくことが大切なのです。

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一番寝れない年代は40代?ストレスと睡眠時間の関連性

妻のいびきが気になる時の上手な対処法

妻のいびきが気になる時の上手な対処法

口臭と同じく本人には気がつきにくい「いびき」。

それを指摘すべきか、黙って我慢すべきか、悩ましいところではありますが、実際に寝室を共にしている夫婦においては、いびきの音を

我慢している側も不眠やストレスといった弊害が生じる

ため、いずれ限界に達してしまうのが関の山。

不眠を背景とした集中力の低下や慢性的な疲れといった体調不良のほか、いびきをかいている妻側としても、SASなどの睡眠障害のほか、SASと合併しやすい高血圧症や心筋梗塞、糖尿病など、

生活習慣病ならではの疾病の要因ともなりやすい

ため、いびきをかく側も我慢する側も放置することはデメリットしかないのです。また、男性のいびきには上記SASのような呼吸が止まる症状が多い反面、女性のいびきにおいては、

不眠症・精神不安・イライラ・頭痛

といったメンタル面での不調を招く傾向にありますので、やはり夫には理解しにくい症状のひとつと言っても過言ではありません。妻のいびきを指摘してあげることは大切ですが、指摘することで余計に不安になってしまったり、イライラしてしまったりすることも珍しいことではありませんので、

「昨晩、いびきかいてたけど体の調子悪い?」
「家のことやっとくからストレス発散してきら?」

といった気遣いの言葉を掛けてあげ、よほど大きないびきが続くようなら耳鼻咽喉科や循環器内科などの専門医への受診を勧めてみてはいかがでしょうか?もちろん、妻としては

いびきをかいているという事実を受け入れたがらない

かもしれませんので、ためらいや抵抗を感じて反発するかもしれませんが、それがかえってストレスとなり、余計にいびきが悪化したり、不眠症になったりする可能性もありますので、事実にしっかりと向き合って、普段の生活のなかで

どの程度ストレス等を軽減することができるか?

という点を夫婦一緒に考えていくことが重要です。
くれぐれも、黙って別の部屋で寝たり、いびきをかくこと自体を責めることのないよう、中高年の女性のいびきは決して珍しいものではなく、

男性がかくいびきとは性質が異なる

という点を夫側もしっかりと理解しておくよう心掛けましょう!

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