意外と知らない目の夏バテ!酷暑と眼精疲労の関係性

疲れ目や眼精疲労は暑さのせい?どれだけ知ってる?目の夏バテ

夏の暑さも真っ只中、日本の気候も亜熱帯気候を思わせるような高温かつ湿潤の日々が続いておりますので、言うまでもなく日ごろの体調管理をしっかりと行っておく必要があります。とは言え、暑さの質が一昔前とは違ってきていることから、

最新の暑さ・夏バテ対策

というポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
「夏バテ対策は昔から○○」という言い伝えも大切ではありますが、やはり今の気候と生活スタイルに合わせた最新の夏バテ対策の重要性をしっかりと認識しておくべきかもしれません。

そんな夏場の健康管理ですが、言わずと知れた命の危険すらある「熱中症対策」、として日常生活に支障を来す「夏バテ」の2つが代表的な症状と言えます。前者も後者も、

暑さによる自律神経の乱れが要因で体温調整が上手くいかなくなる

という点では共通した部分ではあり、めまいや立ちくらみ、吐き気などをもよおすという症状も似ている点がありますが、熱中症については

自身の栄養状態や睡眠状態などに関係なく急に起こる脱水症状

が要因であり、夏バテ症状のように徐々に現れるようなものではありませんので、その点はしっかりと認識しておく必要があります。夏場の炎天下で少しでも異変を感じたり、めまいや立ちくらみを感じたら、すぐに日陰に入って水分補給をして体を冷やす必要があるのが熱中症です。

一方の夏バテについては、「▼夏の定番「やる気が出ない」の原因~睡眠不足と夏バテの関連性」でも取り上げているように、様々な要因がある以外にも、個人差によって出る症状も異なるため、原因が特定しにくいといった傾向もあります。一般的に挙げられる夏バテの要因には

・食欲不振による栄養不足・偏り
・室内外の温度差による自律神経の乱れ
・睡眠の質低下による疲労の蓄積
・多量の発汗によるビタミン・ミネラルの欠乏

などが挙げられますが、実はこれ以外にもあまり知られていない要因のひとつに

紫外線疲労・紫外線疲れ

という点が挙げられます。
端的に言えば、夏の強い日差しを浴びることによる疲労の蓄積となりますが、これは皮膚に直接受ける紫外線ではなく

目に入ってくる紫外線の影響

によって体が疲労したり、夏バテ症状に大きな影響を及ぼしているということ。
多くの女性が強い夏の紫外線から肌を守るため、日焼け止めを塗ることが一般的ではありますが、男女問わず「目に対する紫外線対策」を行っている人はほぼ皆無・・・、夏バテ症状だけでなく、

夏場の眼精疲労や疲れ目も実は強い紫外線のせい

かもしれないのです。

今回は、そんな夏の眼の不調「紫外線疲労」についてフォーカスし、紫外線疲労による体の不調や目の不調について、その症状と予防・対策を詳しくみていきましょう。実はファッションアイテムとしての側面の強いサングラスですが、

意外と理に適った夏の必須アイテムなのかも?!

しれませんので、この記事でその役割をしっかりと学んでおくようにしましょう!

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眼精疲労?ストレス?寝ても取れない疲れ目の意外な原因

目の疲れの黒幕は紫外線!疲労感とストレスのWパンチ

夏の屋外は嫌でも強い紫外線の影響を受けます。
これは、晴天であっても曇り空であっても夏場は一定数の紫外線を浴びてしまうため、日焼けによるシミなどを回避するためにも、しっかりと日焼け対策を行う必要がありますが、実は紫外線は肌にダメージを与えるだけでなく、

目から入った紫外線によって脳内の活性酸素が増え

それによって脳がストレスを受け、身体に疲労を感じるようになります。

活性酸素の詳細については、

▼厚生労働省:e-ヘルスネット「活性酸素と酸化ストレス」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html

を参照してもらえればと思いますが、体内に取り込まれた酸素の一部が、通常より活性化することによって、脳が酸化ストレスを受け、自律神経を乱し、疲労感を引き起こしてしまうのです。

夏の暑さにおいては、多量の発汗による疲労感はもちろん、体温上昇によるボーっとした倦怠感、そして紫外線によるストレスなど、様々な要因が積み重なって夏バテ症状を引き起こすため、単に水分補給だけしていれば良いという訳ではなく

紫外線による脳の酸化ストレスへの対応

も必要であることは言うまでもありません。

例えば身近な例を挙げますと、マラソンなどの長距離選手の多くがサングラスをかけているのは、単に日差しが眩しい訳ではなく、

目から入る紫外線による疲労感を軽減するためのもの

でもあり、激しい運動自体も脳がストレスを受けやすいため、その酸化ストレスによる疲労感を少しでも低減させるための工夫でもあるのです。夏の強い紫外線によって脳がストレスを受け、体全体が疲労感を引き起こす・・・当然のことながら、紫外線は眼そのものにもダメージを与え、

通称「雪目」と呼ばれる目の充血やゴロゴロ感

といった症状を引き起こします。
特に夏の海岸線、冬のスキー場などは、海や雪の反射によって角膜の表面が傷つきやすいといった特徴がありますので、紫外線からの目の保護は言わば常識。その必須アイテムがサングラスとなりますので、あくまで機能性を重視して

紫外線カット率99%以上(紫外線透過率1%未満)

のものを着用するようにしましょう!
あくまでサングラスのレンズの色と紫外線透過率との相関性はありませんので、色が濃いサングラスだからといって、必ずしも紫外線をカットしてくれる訳ではありません。あくまで紫外線透過率で判断することが重要です。

夏バテ・眼精疲労に関する注目記事

夏の海やキャンプはサングラスやUVカットグラスなどを活用しよう!

紫外線が肌に悪影響を及ぼすことは多くの方もご承知のとおり。
ただ、肌以外に目にも悪影響を及ぼすとは・・・、というのが正直なところかもしれません。紫外線は人体にとって、すべて悪影響なのか?と聞かれると、実はそうでもなく、例えば過去記事「▼体内時計をつかさどるメラトニンの働きを理解しよう」でもご紹介しておりますが、

太陽の光を浴びると活動ホルモン「セロトニン」が増える

つまり、人体における体内時計サイクルが正常化し、自律神経を整える働きもありますので、すべてにおいて紫外線が悪影響という訳ではありません。ただし、

目に対しては紫外線が良い影響をもたらすことはない

のが現実ですので、やはり紫外線量の多い夏の強い日差しにおいては、サングラスなどで目の保護を行うことが必須なのです。サングラスというと、どうしてもファッションアイテム的なイメージが強く、そのデザインやレンズの色だけで選んでしまいがちですが、上述のとおり、

どの程度紫外線をカットしてくれるか?

で選ぶ必要があるので、サングラスに表記される紫外線透過率などをしっかりとチェックすることが肝要。特に色の濃い暗めのレンズは、その暗さから瞳孔が開きやすくなり、紫外線の影響を受けやすい傾向にあるため、レンズ自体は色の薄いものを選ぶのが良いでしょう。

さらに利用シーンにおいては、夏のレジャーの代表でもある海や川の水辺、砂浜での使用はもちろんのこと、

道路に使われるアスファルトも紫外線の反射率が高い

ので、上空から照り付ける日差しだけでなく、海や砂浜、アスファルトなどから反射される紫外線にも留意する必要があります。仕事中など、サングラスを掛ける環境にない場合は、UVカット機能付きのメガネを使用したり

帽子を被ったり日傘を使用したり

といった基本的な方法もとても効果的ではありますので、単に目の疲れの回避だけでなく、体自体の疲労感の軽減、夏バテ症状の回避という観点でも、積極的に用いることをオススメします。

いかがでしたでしょうか?

実は夏の紫外線は、単に暑さから来る夏バテの一因だけでなく、脳にストレスを与えることによる疲労感の蓄積といった、体の内側から悪影響を与えるほど厄介なものなのです。しっかりと紫外線対策を取り、

夏バテ原因をひとつでも潰しておくこと

が、夏の健康維持のポイントと言えるでしょう!

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