膝痛持ちの人がやってはいけないことランキングTOP3

日常生活でも不安だらけ~膝痛持ちの辛い弊害あれこれ

多くの中高年が、大なり小なり体の悩みとして抱えているのが関節痛。
腰痛や四十肩などは、まさにその代表的な症状のひとつではありますが、そんな関節痛のなかでも特に日常生活に大きく支障を来たしてしまうのが膝痛で、その慢性的な膝の痛みはもちろん、

その痛みに対する不安から、動こうとする気力が失われる

といった心理的な悪影響も懸念されるところです。

中高年における膝痛の原因においては、過去記事「▼高齢者の3割超が膝痛に悩み!加齢と膝痛との因果関係」でも詳しく取り上げておりますが、基本的には加齢に伴う軟骨のすり減り、そして筋力低下などによる膝関節への負担増などになりますので、

手術以外の根本的な治療方法がないのが実情

老眼と同様、膝関節機能の低下とは上手に付き合っていく必要があるのです。

なお、最近でも有名女優が変形性股関節症で入院されたことが話題となっていましたが、股関節の疾病もまた、日常生活に支障を来たしやすい部位のひとつ。変形性股関節症は、大腿骨と骨盤との間の軟骨がすり減ることで痛みが生じる関節痛であり、痛みのロジックや原因は基本的に膝関節症と同じ。日本国内には、

下肢関節に対する不安を抱えている方が非常に多い

のが現実なのです。
なかでも罹患者数が多く、60代以上の4人に1人が何らかの悩みを抱えていると言われる膝関節の痛みは、日常生活を送るうえで切っても切り離せない機能のひとつではあり、歩くことはもちろん、椅子に座る・立ち上がる、階段の昇り降り、しゃがむなど、

ほとんどの動作において膝の機能が必要となる

ことから、常に膝の痛みと隣り合わせ・・・激しい運動などの行動も制限され、痛みを感じるたびに気分が沈んでしまったり、その痛みが延々と継続することで、メンタル面の不調を訴えたりする人も少なくありません。膝痛とは上手に付き合っていく認識は必要ですが、

痛み以外の様々な弊害が生じる可能性がある

という認識を持つことも重要なのです。

今回は、そんな膝痛持ちの方がやってはいけないことランキングと称し、膝痛を悪化させないための日常生活の心がけと、留意点などをランキング形式にてご紹介。現状、膝痛とは無縁という方でも、

いつ急激な膝痛に見舞われるか分からない

というのが、中高年からの膝痛の特性でもありますので、日頃から膝痛を回避・軽減するための生活習慣をいくつかピックアップしていきます。この機会にぜひ、膝痛に対する知識や認識を高めていただき、膝痛のないミドル・シニアライフを楽しんでいただきたいと思う今日この頃です。

▼膝痛・関節痛に関するオススメ記事
▼生活に支障を来たす膝の痛みの原因と日常的に取れる対策

膝痛持ちなら絶対避けたい!症状悪化させる行動ベスト3

膝痛を一度でも感じると、その痛みに対する不安や恐怖から、無意識に膝をかばうような行動になりやすく、特に痛みを悪化させるような行動を自発的に行うことは少ないかもしれませんが、膝の状態を悪化させないためにも一定の留意は必要であることは言うまでもありません。

例えば、身近な動作で言うと

・長時間の正座
・和式トイレの使用
・全体重を膝に乗せて坂道を下る
・急な方向転換が必要な瞬発性の高い運動
・重い荷物を運ぶ
 などなど

普段の生活のなかで、膝に大きな負荷が掛かる動作は思いのほか多いもの。
急な膝痛に見舞われて、「ハッ」と気付くことも多いので、現実的にはなかなかこうした動作を回避することは難しいかもしれません。それ以外でも、中高年から意識されることの多い

適度な運動習慣

においても、やはりウォーキングやジョギングなどを始められる方が多いため、必然的に膝への負担が増える傾向にあります。なお、一度膝の痛みが出てしまうと、様々な生活シーンで痛みを感じやすくなってしまうため、すでに膝痛をお持ちの方はもちろん、膝痛を回避したい方も含め、

膝痛を悪化させてしまう行動

をしっかりと認識しておくことが重要です。
ここでは、そんな膝痛持ちにとっては苦痛でしかない、膝痛症状悪化させる行動TOP3をご紹介します。

【第3位】:正座・あぐら・和式トイレなど和の生活
現代社会においては、和式の住まいも減少傾向にありますが、正座やあぐらといった膝を深く曲げる動作は、膝痛持ちにとっては絶対に回避したい行動のひとつ。住まいだけに限らず、葬儀や居酒屋の座敷など、正座やあぐらをかく機会は意外と多いので留意が必要です。

【第2位】:テニス・バスケ・サッカーなどの瞬発性スポーツ
最近ですと、中高年の方でもフットサルをされる方が増えておりますが、急な方向転換が求められるスポーツは、当然膝で踏ん張ることが多いため、膝痛を悪化させる原因となりやすい傾向にあります。その他にも、電車内で立っている時、急な揺れによって踏んばったりする動作も、膝への負荷が急激に増えるため、基本的に踏ん張るような動作は避けた方が無難です。

【第1位】:肥満・太ること
膝痛を悪化させる行動の第1位は、体重増・・・つまり肥満です。
40代以降、体重が10kg以上増えているようなら、明らかに膝への負担が増えている状態。体重1kgの違いで、膝への負担は平時で3~4倍程度、階段の昇り降りとなると、実に約6~8倍の負荷が膝に掛かってきますので、1kgでも体重を増やさないことが、膝痛悪化の予防になることを認識しておきましょう。

膝痛・関節痛に関するピックアップ記事

膝痛対策は安静ではなく「強化」を念頭に低負荷運動から始めよう

これらのように、中高年における膝痛は常に隣り合わせと言っても過言ではありませんが、老眼と同様、膝痛とは上手に付き合っていく必要がありますので、

・いかにして膝痛を引き起こさせないか?
・膝を強化するためにどのようなことをするべきか?

という点を突き詰めていく必要があります。
冒頭でもお伝えしたように、膝痛に見舞われるとどうしても行動意欲が失われ、端的に言うと動かなくなってしまう傾向にあります。それでなくても加齢によって筋力が低下し、膝を支える筋肉の機能が低下している状況のなか、膝痛によって動かなくなることで

さらに筋力が低下して膝への負担が増える

という悪循環に陥ってしまうのが現実。
さらに言えば、

動かなくなることで太りやすくなる

これは直前でお伝えした「膝痛を悪化させる行動」のベスト1となるNG行動ではありますので、膝痛を悪化させないためにも、体重コントロールは必須と言えるでしょう。これらのように、膝痛の対処の難しさにおいては、痛みを軽減させるためにも

積極的に動かして筋肉を強化する点

にあり、積極的に動かすことで、再び膝痛に見舞われるリスクはあるものの、動かさないよりかは遥かに悪化リスクが低いのです。もちろん、膝を動かすための運動においては、できる限り膝への負担を軽減すべく水中ウォーキングやスクワットなどに限定し、

瞬発性の高い激しい運動は当面厳禁

となりますが、低負荷運動によって膝まわりの筋肉が強化されてくれば、自然と痛みに見舞われる機会が減少し、徐々に運動の質も高めていくことができるのです。過去記事「▼膝を強化するために必要な栄養素とサプリメントの活用法」でもご紹介しておりますが、

中高年の膝強化の基礎は体重を増やさない・足を動かす

となりますので、膝痛を悪化させる「やってはいけない動作」を意識しつつ、膝への負担をあまりかけない運動で筋力を強化するということを心掛けることが大切です。膝の痛みで常に顔を歪めているより、多少辛くても前向きに取り組むことが肝要。

そのためにも膝痛に対する正しい知識を身につけ、膝痛と上手に付き合っていくことが大切なのです。

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